12時40分試験場到着。
今日は何コースかなーと確認しに行ったら、今日も1コース。っつーか、そもそも2コースで通るはずのクランクにパイロンが一つも置いてないってことは、2コースなんて初からやる気ないのでわ?
13時受け付け開始。窓口に行き、初顔のおっちゃんに受験票を渡しながら、
「どうも。小型二輪を受ける株六です」
と言ったら、
「ああ? 小型特殊なんてやんねーぞ?」
………。
六「いやいや、小型二輪のほうです。ひゃくにじゅうごしーしー」
初「ああ、普通二輪限定ね。おたく、前回400だったのに、今回は125なの?」
六「400は明らかに無理だと思ったんで、今回は125で。でへへ」
初「小さいのでもまず無理だと思うよ。
てかさーなんで教習所に行かないの?」
またそれかいな…。(笑)
六「資金上の都合がありまして」
初「1回1回は試験場の方が安いのは分かるけど、何回で合格するかまでは分からないよ? 木じゃなくて森を見て考えなくちゃ」
と、しばらく説教される俺。
はいはいそうですねなるほどなるほどああそうか言われてみればそうかもしれないですねでっへっへ、と何とかやり過ごしたら、一応、受ける免許が変わるから適性検査をもう一度受けてこい、とのこと。
で、いわゆる視力検査をやりに指定部屋に行ったら、なんでブルドッグがここに座ってんの? と本気で勘違いするくらいにブルに酷似したコワモテなおっちゃんが一人。
六「よろしくお願いします」
ブ「あれー? おまえ、前も受けてんだろ?」
六「今回、小型にしたんでまた受けてこいと言われました」
ブ「なぜ、教習所に行かない?」
…おまえもかよ。(爆)
ブ「試験場でとろうなんて甘いんだよ、バカヤロウ!」
おい、山口っ、今の発言録音したか! すぐに弁護士と新聞記者呼んでくれえ!w
六「いやー、はっはっ、なんとか試験場でとりたいんですよ。でへでへ」
ブ「無理っ! 無理無理無理無理、絶対無理!! なぜ教習所が存在しているのか分からないのかあ、おまいわあ」
うっせーーーよ、ブル!w
六「えーと、とりあえず、ここ覗けばいいんですよね?」
と、とぼけて視力検査を始めさせようとしたら、
ブ「俺の目をみろっ!!」
わっはっは。ナンデヤネン。
2分くらいブルにつかまっていたわけですが、最後にブルが一言、
「絶対合格せんぞ。あのオジサンのことを素直に聞いて教習所に行っておけばよかった、と後で後悔しても知らんからな」
おまえは、ホントのヤな奴か。
後で後悔しても、って、先に後悔するわきゃーーねーーーーーーーーーーーーーーだろ。
今日の受験者は、大型一人(前回もいたラッパー風な兄ちゃん)と俺の計二人。そうかー、ついにあのおっちゃんは合格したんだなー。
試験官は、米長クニオ似ではなく、俳優似のおっちゃん(今後、銭形と呼ぶことにします)でした。
試験車両は新車になっていて、大型がCB750、小型はCB125T。
小型車両を見るに、たいしてでかくない。うへへえ、今日は勝ち負けになるんちゃうかなーこれー。
銭「じゃー、始めます。今日は株六さんから行きますから、いいね?」
おっと、今日は小型からかいな。一番手はさすがに緊張しますね。
銭「小型は一本橋5秒以上。で、橋降りたらそのままスラローム行って」
( ̄□ ̄;)!!
おりょーーー。スラロームやるのって、中型以上ちゃうの? と、俺が驚愕の表情を見せたら、
銭「お? 俺なんかまずいこと言った?」
六「あれ? 小型ってスラロームあるんですか? ないって聞いたんですが」
銭「あるある、小型小型っていうけど、普通二輪限定なだけで、普通二輪なんだから、そりゃスラロームはやってもらわんと」
いっせーので、聞いてないよ〜(古)。
ホンマかいな、ここのローカルルール?それとも、俺がネットを見間違えただけ?
銭「で、短制動は40km4速以上で11m以内で止まる、いいね?」
( ̄□ ̄;)!!
おりょーーーーー。小型の短制動って30km以上8m以内ちゃうの?
銭「何? また文句ある?」
なんかカチンときてるでえ、とっつぁぁぁぁ〜んw
六「いや、30km以上、8m以内って聞いたんですけど…」
銭「聞いた聞いたって、君はいったいどこからそして誰から聞いたんだ?」
六「インターネットに聞きました」
とはさすがに言えませんでした。
結局、銭形のおっちゃんが外のおっちゃんに聞いて、30km以上8m以内で決定。
一通り説明が終わって、試験開始。
今回は、サイドスタンドをはずし忘れることもなく、乗車まではぬかりなし。外周回りながら、またローから踏んで、
はてな? (・ ◇ ・)?
またやってるよ、俺。
でも、車体はYBがちょっとデカイくらいのサイズなので、ギア以外はYB感覚で乗れそう。
3コーナーまでウィンカー出しっぱなしで外周を走破。で、一本橋の手前に。今日はフラフラしながらも、足を羽ばたかせてなんとか一本橋通過。スラロームもYBで練習していた時よりは間隔も広いしで特に苦もなくクリア。S字も思ってたより幅が広くて、普通にクリア。
お、これはいいんじゃないか山口君いいんじゃないか山口君。
で、クランクもまぁ狭いといえば狭いけど、そもそも車体が小型なわけで、どこにも触れることなく足も着くことなくクリア。
これはひょっとしたらひょっとするのでわあ?
と油断した途端、坂道発進でエンスト(爆)。うははー。
が、まだ戻って来い放送はないので、再始動して短制動へ。思ったより前ブレーキが利いたのでだいぶ手前に停まりそうになって、チョロチョロと8m付近まで無理やり前進。ギアをローに落として発進しようとしたらエンスト。ぎゃあー。
キュルルル、発進しようとしたら、またエンスト。ぎゃあー。
前回の悪夢があー。て、もしかしてセコちゃうの? とペダルを踏んで見たら、カコンとかって踏めるし…。
でも、どういうわけか中止にはならなかったので、そのまま再始動して無事(?)完走。
おいおい、完走しちゃいましたよ、あたし。プププ。
で、大型の兄ちゃんの走りは、クランクで足つき、坂道で30cmくらい逆走&エンスト。でも、同じく完走でした。
で、結果はどうかと言えば、
銭「ま、分かってるとは思うけど、二人とも文句無しで不合格ね」
やっぱしい?
で、評価タイム。
銭「株六さん、もうね、あなたの走りは採点するとかいう以前の状態。全然乗れてないのはもちろんのこと、基礎がなってない。一本橋で、羽ばたいてたでしょ、両足。ニーグリップが甘いとかいうレベルじゃないんだよね、出来てない、だって羽ばたいているんだもの。それと左足のつま先、いっつもシフトレバーの下に入れてるでしょ? もうね、論外なの、そういうの。今日は一応完走はさせてあげたけど、私としては、株六さんを見るのは今日が見納めみたいなイメージってことだよね」
とほほーーーーーー。
銭「一本橋は5.5秒でギリギリ、スラロームなんて9秒2もかかってたよ?株六さんのためだと思って正直に言うけどね、株六さんは教習所に行かなきゃダメなの。教習所というか、矯正所みたいなイメージだよね、たぶん。こう言っては失礼だと思うけど、私は株六さんが合格してここから笑顔で出て行く姿をまったく想像できない」
…ははは。
アハハハハハハハ。(壊)
銭「ここはやっぱどういうところかっていうと、基本的には普通二輪持ってる人が大型を取りにくるところであって、自転車乗りをバイク乗りに育てるところじゃないんだね。株六さん、もう大人なんだから分かってくれるよね、私が本当に言いたいこと」
しまいにゃ、
銭「結婚はしてるの? ひょっとして、どうしても二輪免許ほしいなら試験場で取れって奥さんにおどかされちゃった?」
とかまで言われる始末w
銭「教習所で普通二輪取ってさ、そんで大型受けにきなさいよ。それでいいじゃない」
それでいいじゃない。
それでいいじゃない。
それでいいじゃない。
いったいなにがあああああああああ。
チラっと見た、ラップがうまそうな兄ちゃんの受験票には、紙が足されまくってて、すでに試験回数は20回を超えようかという勢い。
ぬぅー。ここの試験場は厳しいのかなー。
なんつーか、子供はこうやって夢を失っていくんじゃないだろうかw
あるいは、こうやって、出来ない子供が完成されていくのではなかろうか。
既に悪癖が身についている以上、矯正してもらいに、教習所行くかーーーーーーーーーーーー。
ぬぅーーーーーーーーー。
とにかく、試験場で免許とったるでえテンション下がりまくり。
試験官があれだけはっきり断言するんだから、2回3回受けたくらいで合格するとは思えじ。つーか、目が明らかに「もう来るな」と言ってたな、あれ。
それにええ年になって毎回「おまえには無理」って断言され続けるのも精神的にきついものあり。「時間はかかるだろうけどいつか出来る」みたいな表現なら、まだ挑戦してみようって気にもなるけど、会う奴、会う奴みんな「教習所行け」「絶対無理」の大合唱はきついっす。
というわけで、次回より、教習所体験記になるはずです。。
くっちょーーーー。
今日は何コースかなーと確認しに行ったら、今日も1コース。っつーか、そもそも2コースで通るはずのクランクにパイロンが一つも置いてないってことは、2コースなんて初からやる気ないのでわ?
13時受け付け開始。窓口に行き、初顔のおっちゃんに受験票を渡しながら、
「どうも。小型二輪を受ける株六です」
と言ったら、
「ああ? 小型特殊なんてやんねーぞ?」
………。
六「いやいや、小型二輪のほうです。ひゃくにじゅうごしーしー」
初「ああ、普通二輪限定ね。おたく、前回400だったのに、今回は125なの?」
六「400は明らかに無理だと思ったんで、今回は125で。でへへ」
初「小さいのでもまず無理だと思うよ。
てかさーなんで教習所に行かないの?」
またそれかいな…。(笑)
六「資金上の都合がありまして」
初「1回1回は試験場の方が安いのは分かるけど、何回で合格するかまでは分からないよ? 木じゃなくて森を見て考えなくちゃ」
と、しばらく説教される俺。
はいはいそうですねなるほどなるほどああそうか言われてみればそうかもしれないですねでっへっへ、と何とかやり過ごしたら、一応、受ける免許が変わるから適性検査をもう一度受けてこい、とのこと。
で、いわゆる視力検査をやりに指定部屋に行ったら、なんでブルドッグがここに座ってんの? と本気で勘違いするくらいにブルに酷似したコワモテなおっちゃんが一人。
六「よろしくお願いします」
ブ「あれー? おまえ、前も受けてんだろ?」
六「今回、小型にしたんでまた受けてこいと言われました」
ブ「なぜ、教習所に行かない?」
…おまえもかよ。(爆)
ブ「試験場でとろうなんて甘いんだよ、バカヤロウ!」
おい、山口っ、今の発言録音したか! すぐに弁護士と新聞記者呼んでくれえ!w
六「いやー、はっはっ、なんとか試験場でとりたいんですよ。でへでへ」
ブ「無理っ! 無理無理無理無理、絶対無理!! なぜ教習所が存在しているのか分からないのかあ、おまいわあ」
うっせーーーよ、ブル!w
六「えーと、とりあえず、ここ覗けばいいんですよね?」
と、とぼけて視力検査を始めさせようとしたら、
ブ「俺の目をみろっ!!」
わっはっは。ナンデヤネン。
2分くらいブルにつかまっていたわけですが、最後にブルが一言、
「絶対合格せんぞ。あのオジサンのことを素直に聞いて教習所に行っておけばよかった、と後で後悔しても知らんからな」
おまえは、ホントのヤな奴か。
後で後悔しても、って、先に後悔するわきゃーーねーーーーーーーーーーーーーーだろ。
今日の受験者は、大型一人(前回もいたラッパー風な兄ちゃん)と俺の計二人。そうかー、ついにあのおっちゃんは合格したんだなー。
試験官は、米長クニオ似ではなく、俳優似のおっちゃん(今後、銭形と呼ぶことにします)でした。
試験車両は新車になっていて、大型がCB750、小型はCB125T。
小型車両を見るに、たいしてでかくない。うへへえ、今日は勝ち負けになるんちゃうかなーこれー。
銭「じゃー、始めます。今日は株六さんから行きますから、いいね?」
おっと、今日は小型からかいな。一番手はさすがに緊張しますね。
銭「小型は一本橋5秒以上。で、橋降りたらそのままスラローム行って」
( ̄□ ̄;)!!
おりょーーー。スラロームやるのって、中型以上ちゃうの? と、俺が驚愕の表情を見せたら、
銭「お? 俺なんかまずいこと言った?」
六「あれ? 小型ってスラロームあるんですか? ないって聞いたんですが」
銭「あるある、小型小型っていうけど、普通二輪限定なだけで、普通二輪なんだから、そりゃスラロームはやってもらわんと」
いっせーので、聞いてないよ〜(古)。
ホンマかいな、ここのローカルルール?それとも、俺がネットを見間違えただけ?
銭「で、短制動は40km4速以上で11m以内で止まる、いいね?」
( ̄□ ̄;)!!
おりょーーーーー。小型の短制動って30km以上8m以内ちゃうの?
銭「何? また文句ある?」
なんかカチンときてるでえ、とっつぁぁぁぁ〜んw
六「いや、30km以上、8m以内って聞いたんですけど…」
銭「聞いた聞いたって、君はいったいどこからそして誰から聞いたんだ?」
六「インターネットに聞きました」
とはさすがに言えませんでした。
結局、銭形のおっちゃんが外のおっちゃんに聞いて、30km以上8m以内で決定。
一通り説明が終わって、試験開始。
今回は、サイドスタンドをはずし忘れることもなく、乗車まではぬかりなし。外周回りながら、またローから踏んで、
はてな? (・ ◇ ・)?
またやってるよ、俺。
でも、車体はYBがちょっとデカイくらいのサイズなので、ギア以外はYB感覚で乗れそう。
3コーナーまでウィンカー出しっぱなしで外周を走破。で、一本橋の手前に。今日はフラフラしながらも、足を羽ばたかせてなんとか一本橋通過。スラロームもYBで練習していた時よりは間隔も広いしで特に苦もなくクリア。S字も思ってたより幅が広くて、普通にクリア。
お、これはいいんじゃないか山口君いいんじゃないか山口君。
で、クランクもまぁ狭いといえば狭いけど、そもそも車体が小型なわけで、どこにも触れることなく足も着くことなくクリア。
これはひょっとしたらひょっとするのでわあ?
と油断した途端、坂道発進でエンスト(爆)。うははー。
が、まだ戻って来い放送はないので、再始動して短制動へ。思ったより前ブレーキが利いたのでだいぶ手前に停まりそうになって、チョロチョロと8m付近まで無理やり前進。ギアをローに落として発進しようとしたらエンスト。ぎゃあー。
キュルルル、発進しようとしたら、またエンスト。ぎゃあー。
前回の悪夢があー。て、もしかしてセコちゃうの? とペダルを踏んで見たら、カコンとかって踏めるし…。
でも、どういうわけか中止にはならなかったので、そのまま再始動して無事(?)完走。
おいおい、完走しちゃいましたよ、あたし。プププ。
で、大型の兄ちゃんの走りは、クランクで足つき、坂道で30cmくらい逆走&エンスト。でも、同じく完走でした。
で、結果はどうかと言えば、
銭「ま、分かってるとは思うけど、二人とも文句無しで不合格ね」
やっぱしい?
で、評価タイム。
銭「株六さん、もうね、あなたの走りは採点するとかいう以前の状態。全然乗れてないのはもちろんのこと、基礎がなってない。一本橋で、羽ばたいてたでしょ、両足。ニーグリップが甘いとかいうレベルじゃないんだよね、出来てない、だって羽ばたいているんだもの。それと左足のつま先、いっつもシフトレバーの下に入れてるでしょ? もうね、論外なの、そういうの。今日は一応完走はさせてあげたけど、私としては、株六さんを見るのは今日が見納めみたいなイメージってことだよね」
とほほーーーーーー。
銭「一本橋は5.5秒でギリギリ、スラロームなんて9秒2もかかってたよ?株六さんのためだと思って正直に言うけどね、株六さんは教習所に行かなきゃダメなの。教習所というか、矯正所みたいなイメージだよね、たぶん。こう言っては失礼だと思うけど、私は株六さんが合格してここから笑顔で出て行く姿をまったく想像できない」
…ははは。
アハハハハハハハ。(壊)
銭「ここはやっぱどういうところかっていうと、基本的には普通二輪持ってる人が大型を取りにくるところであって、自転車乗りをバイク乗りに育てるところじゃないんだね。株六さん、もう大人なんだから分かってくれるよね、私が本当に言いたいこと」
しまいにゃ、
銭「結婚はしてるの? ひょっとして、どうしても二輪免許ほしいなら試験場で取れって奥さんにおどかされちゃった?」
とかまで言われる始末w
銭「教習所で普通二輪取ってさ、そんで大型受けにきなさいよ。それでいいじゃない」
それでいいじゃない。
それでいいじゃない。
それでいいじゃない。
いったいなにがあああああああああ。
チラっと見た、ラップがうまそうな兄ちゃんの受験票には、紙が足されまくってて、すでに試験回数は20回を超えようかという勢い。
ぬぅー。ここの試験場は厳しいのかなー。
なんつーか、子供はこうやって夢を失っていくんじゃないだろうかw
あるいは、こうやって、出来ない子供が完成されていくのではなかろうか。
既に悪癖が身についている以上、矯正してもらいに、教習所行くかーーーーーーーーーーーー。
ぬぅーーーーーーーーー。
とにかく、試験場で免許とったるでえテンション下がりまくり。
試験官があれだけはっきり断言するんだから、2回3回受けたくらいで合格するとは思えじ。つーか、目が明らかに「もう来るな」と言ってたな、あれ。
それにええ年になって毎回「おまえには無理」って断言され続けるのも精神的にきついものあり。「時間はかかるだろうけどいつか出来る」みたいな表現なら、まだ挑戦してみようって気にもなるけど、会う奴、会う奴みんな「教習所行け」「絶対無理」の大合唱はきついっす。
というわけで、次回より、教習所体験記になるはずです。。
くっちょーーーー。