今日はケーススタディ&回避、ということで、指導員2名と教習生は俺も入れて4人なチームでの教習。
指導員2人も教習生の3人も初めて見る顔でした。指導員の一人は30歳くらいの営業向けな笑顔の人、もう一人は50歳くらいのかなりコワモテなおっさん。教習生は、とてもバイクになんか乗りそうもないのび太みたいな10代のにーちゃんと、学生風なにーちゃん、藍色作業服姿の25くらいなにーちゃん。
作業着姿のにーちゃんと教習が始まるまでダベってみました。彼は友達に誘われて一緒に入校したらしいんだけど、原付どころかスクーターも乗ったことがなかったそうで、結構補習をくらっているようでした。友達はとっくに卒業してしまったそうで。
「自分、経験がないっていうのももちろんあると思うんすけど、何より、自分、不器用っすから」
はっはっ、ケン・タカクラか!w
で、教習開始。今日の車はアクセルの反応が素直じゃない121号車。いよっこらせと車庫から出して向きを変えていたら、後ろで、
「ガシャーーン!!」
とバイクを倒す音が。おいおい二段階にもなってエンジンのかかってないバイクを倒すなよ、と振り返ってみたら、さっきの作業服氏が照れ笑いでバイク起してました。なるほど不器用だw
慣れないうちは常にバイクを自分によっかからせて、腕よりも腰で支えていた方がいいと思うんだけどー、と思っただけで実際には忠告せず。
で、ならしがてらいつものように箱庭内をテキトーに走って、テクニカルエリアに集合。
最初は回避をやるとかで、時速30キロで直進して指導員のおっさんが白旗を挙げたら左によける、赤旗を上げたら右によける、というルール。避ける際に、左と右にオレンジ線が1本ずつ引いてあって、それの外側へ避けるように、とのこと。
以下図示。

旗の向きは関係なくて、旗色だけで判断するということになっているんだけど、おっさんがイヤラシイ奴で、白旗を赤旗側へ誘導するように振ったりしやがるのね(笑)。各自4回くらいずつやりました。
やってみて思うのは、例えば赤旗が挙がってから、
旗が挙がった → 赤色だ → つーことは右側へ回避 → ハンドルを右にきれ → 隊長、ハンドルを右に切りました
という認知・判断・操作の後で、旗が挙がってから実際にバイクが右に切れだすまでに、バイクは既に2mくらい直進している、と。
実際の道路では、回避しなければならない状況がいつ起こるか分からないわけで、
「直進距離はさらに伸びるからなー、危ないと認識したらすぐ動けるようなつもりになってるけど、人間は自分で思ってるほど機敏に動ける動物じゃないんだよ」
ということでした。
次のケーススタディは、指導員が普通車に乗って対向車線で右折待ちをしているところに俺がバイクで直進して行くと殺す勢いwで指導員が右折して来るとか、左の脇道から指導員の車が出てきそうなところを俺が直進しようとすると、やっぱり指導員の車が殺す勢いで俺の前に出てくるとか、指導員の車の左脇をすりぬけようとすると、指導員の車が殺す勢いで左折してきて巻き込み殺人を狙ってくるとか、そんなのばっか。(笑)
右直事故は過去に実際やられてるだけに、あの時のことが思い出されて怖かったなあ。
各自それぞれ轢(ひ)かれそうになった後で、日陰に集合して5分くらい危ない状況を皆で再確認。
その時指導員が、
「夏はクソ暑い、冬はクソ寒い。ほんっとバイクって、サイコーな乗り物だよね。程度の差はあると思うけど、ボクはバイク乗りはみんなマゾなんだと思ってる! 風が気持ちいいとか言う人がいるけど、あんなのはしょせんカムフラージュなんだ!」
と力説&断言する姿が印象的でしたw
いやー、かなり的を射てるんじゃないでしょうか。車の方が冷暖房きいて快適だし、荷物もたくさん積めるし、天気を気にしなくていいし、ちょっとした事故なら大ケガすることもないし。
でも、バイクって、メリット・デメリットじゃないんですよね。
うまく言えんけどw
指導員2人も教習生の3人も初めて見る顔でした。指導員の一人は30歳くらいの営業向けな笑顔の人、もう一人は50歳くらいのかなりコワモテなおっさん。教習生は、とてもバイクになんか乗りそうもないのび太みたいな10代のにーちゃんと、学生風なにーちゃん、藍色作業服姿の25くらいなにーちゃん。
作業着姿のにーちゃんと教習が始まるまでダベってみました。彼は友達に誘われて一緒に入校したらしいんだけど、原付どころかスクーターも乗ったことがなかったそうで、結構補習をくらっているようでした。友達はとっくに卒業してしまったそうで。
「自分、経験がないっていうのももちろんあると思うんすけど、何より、自分、不器用っすから」
はっはっ、ケン・タカクラか!w
で、教習開始。今日の車はアクセルの反応が素直じゃない121号車。いよっこらせと車庫から出して向きを変えていたら、後ろで、
「ガシャーーン!!」
とバイクを倒す音が。おいおい二段階にもなってエンジンのかかってないバイクを倒すなよ、と振り返ってみたら、さっきの作業服氏が照れ笑いでバイク起してました。なるほど不器用だw
慣れないうちは常にバイクを自分によっかからせて、腕よりも腰で支えていた方がいいと思うんだけどー、と思っただけで実際には忠告せず。
で、ならしがてらいつものように箱庭内をテキトーに走って、テクニカルエリアに集合。
最初は回避をやるとかで、時速30キロで直進して指導員のおっさんが白旗を挙げたら左によける、赤旗を上げたら右によける、というルール。避ける際に、左と右にオレンジ線が1本ずつ引いてあって、それの外側へ避けるように、とのこと。
以下図示。

旗の向きは関係なくて、旗色だけで判断するということになっているんだけど、おっさんがイヤラシイ奴で、白旗を赤旗側へ誘導するように振ったりしやがるのね(笑)。各自4回くらいずつやりました。
やってみて思うのは、例えば赤旗が挙がってから、
旗が挙がった → 赤色だ → つーことは右側へ回避 → ハンドルを右にきれ → 隊長、ハンドルを右に切りました
という認知・判断・操作の後で、旗が挙がってから実際にバイクが右に切れだすまでに、バイクは既に2mくらい直進している、と。
実際の道路では、回避しなければならない状況がいつ起こるか分からないわけで、
「直進距離はさらに伸びるからなー、危ないと認識したらすぐ動けるようなつもりになってるけど、人間は自分で思ってるほど機敏に動ける動物じゃないんだよ」
ということでした。
次のケーススタディは、指導員が普通車に乗って対向車線で右折待ちをしているところに俺がバイクで直進して行くと殺す勢いwで指導員が右折して来るとか、左の脇道から指導員の車が出てきそうなところを俺が直進しようとすると、やっぱり指導員の車が殺す勢いで俺の前に出てくるとか、指導員の車の左脇をすりぬけようとすると、指導員の車が殺す勢いで左折してきて巻き込み殺人を狙ってくるとか、そんなのばっか。(笑)
右直事故は過去に実際やられてるだけに、あの時のことが思い出されて怖かったなあ。
各自それぞれ轢(ひ)かれそうになった後で、日陰に集合して5分くらい危ない状況を皆で再確認。
その時指導員が、
「夏はクソ暑い、冬はクソ寒い。ほんっとバイクって、サイコーな乗り物だよね。程度の差はあると思うけど、ボクはバイク乗りはみんなマゾなんだと思ってる! 風が気持ちいいとか言う人がいるけど、あんなのはしょせんカムフラージュなんだ!」
と力説&断言する姿が印象的でしたw
いやー、かなり的を射てるんじゃないでしょうか。車の方が冷暖房きいて快適だし、荷物もたくさん積めるし、天気を気にしなくていいし、ちょっとした事故なら大ケガすることもないし。
でも、バイクって、メリット・デメリットじゃないんですよね。
うまく言えんけどw