パソコン内の整理をしていたら、「普通自動二輪免許取得体験記」が出てきたので公開します。
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というわけで、本日は試験場に繰り出して来ました。
先週、試験場に電話して確認したところでは、
・二輪の一般外来は月曜日のみ
・普通自動車を持ってるなら受け付けは午後1時から
・ヘルメット・かかとのある靴・グローブ・長袖長ズボン持参
・予約はいらない ←これ重要
とのことでした。
9時くらいに起きて、しばらく相場を見ていて、10時半くらいに家出発。試験場に着いたのは11時20分くらい。
早めに来たのは、売店でコース図買って、コースを頭に叩き込む時間が必要だろうと思ったから。
試験場インは11時30分くらい。
試験課とか書いてある棟に入ってみると、他の客はなぜか外国人ばっか5人くらい。
メット持ってしばらくイスに座ってたんだけど、窓口の一つに、
「案内 INFORMATION」
とかいう窓口があったので、そこに行って一応確認しておこうとチャイムみたいなのを押したら、窓がガーっと上がって、米長クニオ(←将棋棋士)似のおっさん登場。
株六「すいません、今日一般外来で小型二輪受けにきたんですけど」
クニオ「あれー?今日、小型の受験者なんていたっけっかな?」
とか言いながら、奥から帳簿みたいなのを取り出してくる。
クニオ「お名前は?」
株六「株・株六です」
クニオ「んーー? ねえぞ。おたく、予約した?」
株六「ええ? 電話で問い合わせた時は予約はいらないって言われたんですけど」
クニオ「ダメダメ、予約しなくっちゃ。じゃ、来週の月曜日でとっておきますからね。えーと、アブ・株六さんね」
株六「いや、アブじゃなくてカブなんですけど。っていうか、来週は仕事があるんで難しいです」
とやりとりしていたら、奥から某俳優似のおっさんが出てきて、
俳優「小型二輪? だめだめ、やめとけって。おたく、うちで使ってる小型がどんなおっとろしいバイクなのか知ってんの?」
株六「ええ?左ハンドルとか?」
と、ちょっとボケてみたのに、俳優似クスリともせず、
俳優「来年になったら、小型の車両が新しくなるから、来年来なさい」
株六「どんな風におっとろしいんですか?」
俳優「もー、ボロボロもボロボロ、オンボロよ。あいつだったら、俺が受けても絶対不合格だし、俺は今まであいつで試験受けて合格した奴を見たことない。来年になったら新車だから、来年来た方がええよ」
株六「うーーん。なんとかなる可能性とかってないんですかね」
俳優「ないない、絶対無理だよ、あんなオンボロじゃ。アイドリングしてるだけで勝手にエンストはする、ほぼ確実にギアは入らない、辛うじて入ってもすぐ抜ける。どうだ? すごいだろ?」
はっはっ。そりゃすごい。すごすぎるぜ(爆)。
クニオに、
「じゃ、どうします?」
とか聞かれて、やっぱり「何が、じゃ、なんだ」と思いながら、予約はしないできました。
・予約は2週間前にはした方がいい
・電話でも予約可能、
・現状は月曜日のみ試験日だけど、来年から、月・水・金にやるかどうかを検討中
などの情報を仕入れて、本日はしゅーーりょーー、11時50分(爆)。
簡潔にまとめると、50分もガソリン焚いて出向いて行って、『試験には予約が必要です』ということを確認しに行っただけ(爆)。
でも、巷で噂されているような横柄な印象はなかったなぁ。結構さわやかなおっさん達でした。
せっかく来たのにこのまま帰ってもしょうがないんで、とりあえずコース図(経路は描いてない)を買って(1枚50円なんだけど、俺が好印象(爆)だったのか、4枚100円でした)、試験コースが掲示されている2階に移動して、1コースと2コースをコース図に描き込んでみました。
それが終わってまだ12時20分。せっかくだから、今日の受験者の走りを見てみようと1時くらいまでロビーで待っていたら、ちらほらとメットを持った人が入場。
試験官と談笑していた、おそらく地元大の学生2名(談笑内容から推測)、34くらいの坊頭のおっちゃん、一見台湾人風のI○氏(←名前呼ばれてた)、試験官と顔なじみ風な40くらいのおっちゃん、皮ジャン着た年齢不詳な兄ちゃんの計6名。
1時45分頃より、いよいよ試験開始。
どうやら、全員大型二輪な模様。試験車両は、ホンダのVFR750K(←どんな特性のバイクか知らない(笑))。フゥィーーン、フゥィーーンみたいな排気音。
一番手は、地元大の髪の長いにーちゃん。ブーツもかっちょいいし、ライダージャケットみたいなのを着て、メットもSHOEI。ぬぅー、こいつはやるだろ、やらなきゃ嘘さ。発進して外周回って、波状路は無事こなして、一本橋へ。一本橋に載ったと思ったら、あっという間に落下。しゅーりょー。
ええっ?!
「俺、ちょーーーだせーーよーー」
と嘆いていました。二番手は、台湾人風のI氏。波状路は無難に行って、一本橋は落ちなかったけどスルスルと6秒くらいで通過。おいおい、大型で6秒はやばいんちゃうの?とか思いながら見てて、スラロームはいいリズムでクリア。お、このまま減点なくいったらもしかしたら、と思って見てたら、S字をクリアしたその先で、急に右手を上げて停止。
なんだ、どうしたんだ?ギアが入らなくて諦めたのか?
見てたら、しまいにゃヘルメットも脱ぎだして、何か叫んでる。
「コース忘れましたあ!」
ははっ。
コースを教えてもらって再開したけど、クランクでふらふらして、右足ついて左足ついて、最後はおばはんみたいに両足ブラブラ着けて、しゅーーりょーー。
3番手の坊頭のおっちゃんは、波状路のある車線に入る時に出した左ウィンカーを出しっぱなしのまま波状路をクリアして、一本橋の前で気づいて消すも、それに動揺したのか一本橋の中腹で落下。しゅーりょーー。
4番手はおとなし目の地元大生。発進して、外周に出る前の一時停止でいきなりエンスト。だいじょーぶかなー、これー。波状路・一本橋(9秒)ときてスラロームで最後のパイロン倒してしゅーーりょーー。
大型二輪の一発試験者はもっと上手なのかと思ってたけど、みんな結構下手でつねw
そりゃまー、慣れてない車両で激しい緊張感の中で乗るんだから、いつものようにはいかないんだろうけど。これがアリなら、俺もいきなり大型いってもアリなのでわ? とちょっと勘違いしそうに。
と、思っていたら、5人目の40くらいのおっちゃんはうまかった!
一本橋も12秒くらい載ってたし、スラロームもキビキビとした走りでクリア。S字はしなやかに(笑)通過、クランクでは超低速でもふらつくことなく、当然足も着かずにクリア。坂道発進も問題なく、短制動もロックすることなく、かつエンストもせずにピタリと停止。そうそう、これこれ。こういうのを待っていたんだよ、俺はw で、無事完走。合格したくさい。
6人目の皮ジャンのにーちゃんも、キビキビした走りで完走。合格したくさい。
2階の待合室から見ていたんだけど、3人目が乗ってる辺から続々と外国人が入ってきて、日本人はたぶん俺だけだったような。
つーか、二輪受験者以外は、みんな外国人の四輪受験者だった模様。旦那が日本人で、奥さんが韓国人っぽいカップルが、四輪の試験風景を眺めながら、旦那、
「あー、あの車はキープレフトしていない」
「内回りすぎる!」
「おまえはもっと前に停めるんだよ、いいね」
とか奥さんに色々解説してました。
うーん、見ていた感じ、スラロームさえ出来るようになれば、中型くらいまでは試験場で何とかなりそうな気がしました。て、そのスラロームが明らかに難しそう。ちゃんと見に行ってないけど、パイロンの間隔、4mくらいしかないんじゃないかなー。
ライフワークで、月一回試験場に通って見るのもいいなぁと思ってみたり。
て、これだけほざいておいて、小型二輪にすら一生受からなかったら、俺、相当ダサいな(爆)。
※後日談 俺は相当ダサいです(爆)
とりあえず、来月にオンボロ小型二輪を承知で受けるかどうか、悩み所。
一回受けると5000円くらいかかるし、やっぱ来年まで待とうかなぁ。
免許とったところで乗るのは相変わらずYBなんだし、焦る必要はないと言えばないし。来月にいきなり中免受けて見る、という手もあるけど無理だろうなぁ。
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というわけで、本日は試験場に繰り出して来ました。
先週、試験場に電話して確認したところでは、
・二輪の一般外来は月曜日のみ
・普通自動車を持ってるなら受け付けは午後1時から
・ヘルメット・かかとのある靴・グローブ・長袖長ズボン持参
・予約はいらない ←これ重要
とのことでした。
9時くらいに起きて、しばらく相場を見ていて、10時半くらいに家出発。試験場に着いたのは11時20分くらい。
早めに来たのは、売店でコース図買って、コースを頭に叩き込む時間が必要だろうと思ったから。
試験場インは11時30分くらい。
試験課とか書いてある棟に入ってみると、他の客はなぜか外国人ばっか5人くらい。
メット持ってしばらくイスに座ってたんだけど、窓口の一つに、
「案内 INFORMATION」
とかいう窓口があったので、そこに行って一応確認しておこうとチャイムみたいなのを押したら、窓がガーっと上がって、米長クニオ(←将棋棋士)似のおっさん登場。
株六「すいません、今日一般外来で小型二輪受けにきたんですけど」
クニオ「あれー?今日、小型の受験者なんていたっけっかな?」
とか言いながら、奥から帳簿みたいなのを取り出してくる。
クニオ「お名前は?」
株六「株・株六です」
クニオ「んーー? ねえぞ。おたく、予約した?」
株六「ええ? 電話で問い合わせた時は予約はいらないって言われたんですけど」
クニオ「ダメダメ、予約しなくっちゃ。じゃ、来週の月曜日でとっておきますからね。えーと、アブ・株六さんね」
株六「いや、アブじゃなくてカブなんですけど。っていうか、来週は仕事があるんで難しいです」
とやりとりしていたら、奥から某俳優似のおっさんが出てきて、
俳優「小型二輪? だめだめ、やめとけって。おたく、うちで使ってる小型がどんなおっとろしいバイクなのか知ってんの?」
株六「ええ?左ハンドルとか?」
と、ちょっとボケてみたのに、俳優似クスリともせず、
俳優「来年になったら、小型の車両が新しくなるから、来年来なさい」
株六「どんな風におっとろしいんですか?」
俳優「もー、ボロボロもボロボロ、オンボロよ。あいつだったら、俺が受けても絶対不合格だし、俺は今まであいつで試験受けて合格した奴を見たことない。来年になったら新車だから、来年来た方がええよ」
株六「うーーん。なんとかなる可能性とかってないんですかね」
俳優「ないない、絶対無理だよ、あんなオンボロじゃ。アイドリングしてるだけで勝手にエンストはする、ほぼ確実にギアは入らない、辛うじて入ってもすぐ抜ける。どうだ? すごいだろ?」
はっはっ。そりゃすごい。すごすぎるぜ(爆)。
クニオに、
「じゃ、どうします?」
とか聞かれて、やっぱり「何が、じゃ、なんだ」と思いながら、予約はしないできました。
・予約は2週間前にはした方がいい
・電話でも予約可能、
・現状は月曜日のみ試験日だけど、来年から、月・水・金にやるかどうかを検討中
などの情報を仕入れて、本日はしゅーーりょーー、11時50分(爆)。
簡潔にまとめると、50分もガソリン焚いて出向いて行って、『試験には予約が必要です』ということを確認しに行っただけ(爆)。
でも、巷で噂されているような横柄な印象はなかったなぁ。結構さわやかなおっさん達でした。
せっかく来たのにこのまま帰ってもしょうがないんで、とりあえずコース図(経路は描いてない)を買って(1枚50円なんだけど、俺が好印象(爆)だったのか、4枚100円でした)、試験コースが掲示されている2階に移動して、1コースと2コースをコース図に描き込んでみました。
それが終わってまだ12時20分。せっかくだから、今日の受験者の走りを見てみようと1時くらいまでロビーで待っていたら、ちらほらとメットを持った人が入場。
試験官と談笑していた、おそらく地元大の学生2名(談笑内容から推測)、34くらいの坊頭のおっちゃん、一見台湾人風のI○氏(←名前呼ばれてた)、試験官と顔なじみ風な40くらいのおっちゃん、皮ジャン着た年齢不詳な兄ちゃんの計6名。
1時45分頃より、いよいよ試験開始。
どうやら、全員大型二輪な模様。試験車両は、ホンダのVFR750K(←どんな特性のバイクか知らない(笑))。フゥィーーン、フゥィーーンみたいな排気音。
一番手は、地元大の髪の長いにーちゃん。ブーツもかっちょいいし、ライダージャケットみたいなのを着て、メットもSHOEI。ぬぅー、こいつはやるだろ、やらなきゃ嘘さ。発進して外周回って、波状路は無事こなして、一本橋へ。一本橋に載ったと思ったら、あっという間に落下。しゅーりょー。
ええっ?!
「俺、ちょーーーだせーーよーー」
と嘆いていました。二番手は、台湾人風のI氏。波状路は無難に行って、一本橋は落ちなかったけどスルスルと6秒くらいで通過。おいおい、大型で6秒はやばいんちゃうの?とか思いながら見てて、スラロームはいいリズムでクリア。お、このまま減点なくいったらもしかしたら、と思って見てたら、S字をクリアしたその先で、急に右手を上げて停止。
なんだ、どうしたんだ?ギアが入らなくて諦めたのか?
見てたら、しまいにゃヘルメットも脱ぎだして、何か叫んでる。
「コース忘れましたあ!」
ははっ。
コースを教えてもらって再開したけど、クランクでふらふらして、右足ついて左足ついて、最後はおばはんみたいに両足ブラブラ着けて、しゅーーりょーー。
3番手の坊頭のおっちゃんは、波状路のある車線に入る時に出した左ウィンカーを出しっぱなしのまま波状路をクリアして、一本橋の前で気づいて消すも、それに動揺したのか一本橋の中腹で落下。しゅーりょーー。
4番手はおとなし目の地元大生。発進して、外周に出る前の一時停止でいきなりエンスト。だいじょーぶかなー、これー。波状路・一本橋(9秒)ときてスラロームで最後のパイロン倒してしゅーーりょーー。
大型二輪の一発試験者はもっと上手なのかと思ってたけど、みんな結構下手でつねw
そりゃまー、慣れてない車両で激しい緊張感の中で乗るんだから、いつものようにはいかないんだろうけど。これがアリなら、俺もいきなり大型いってもアリなのでわ? とちょっと勘違いしそうに。
と、思っていたら、5人目の40くらいのおっちゃんはうまかった!
一本橋も12秒くらい載ってたし、スラロームもキビキビとした走りでクリア。S字はしなやかに(笑)通過、クランクでは超低速でもふらつくことなく、当然足も着かずにクリア。坂道発進も問題なく、短制動もロックすることなく、かつエンストもせずにピタリと停止。そうそう、これこれ。こういうのを待っていたんだよ、俺はw で、無事完走。合格したくさい。
6人目の皮ジャンのにーちゃんも、キビキビした走りで完走。合格したくさい。
2階の待合室から見ていたんだけど、3人目が乗ってる辺から続々と外国人が入ってきて、日本人はたぶん俺だけだったような。
つーか、二輪受験者以外は、みんな外国人の四輪受験者だった模様。旦那が日本人で、奥さんが韓国人っぽいカップルが、四輪の試験風景を眺めながら、旦那、
「あー、あの車はキープレフトしていない」
「内回りすぎる!」
「おまえはもっと前に停めるんだよ、いいね」
とか奥さんに色々解説してました。
うーん、見ていた感じ、スラロームさえ出来るようになれば、中型くらいまでは試験場で何とかなりそうな気がしました。て、そのスラロームが明らかに難しそう。ちゃんと見に行ってないけど、パイロンの間隔、4mくらいしかないんじゃないかなー。
ライフワークで、月一回試験場に通って見るのもいいなぁと思ってみたり。
て、これだけほざいておいて、小型二輪にすら一生受からなかったら、俺、相当ダサいな(爆)。
※後日談 俺は相当ダサいです(爆)
とりあえず、来月にオンボロ小型二輪を承知で受けるかどうか、悩み所。
一回受けると5000円くらいかかるし、やっぱ来年まで待とうかなぁ。
免許とったところで乗るのは相変わらずYBなんだし、焦る必要はないと言えばないし。来月にいきなり中免受けて見る、という手もあるけど無理だろうなぁ。