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ペルー&ボリビア旅行記 2018

というわけで、2018年9月7日〜9月16日までMと二人で南米ペルー、ボリビアへ行ってきた時の旅行記です。

旅行会社は、エス・ティー・ワールドを利用しました。

■エス・ティー・ワールド
https://stworld.jp/

数社から見積をとったけど、南米ツアーって座席をエコノミー指定でも一人あたり下は約24万円から上は80万超え(!)まで、ホント千差万別。

エス・ティー・ワールドにしたのは、廉価だったのと自由時間多めな旅程、そして元々は5泊8日間なペルーツアーに、ボリビアへの2泊を組み込むカスタマイズが可能だったこと。
あと、南米はブラジルを除いてほぼスペイン語圏ですが、Mがスペイン語を話せるというのも大きかった。
スペイン語が話せないと、やっぱり添乗員同伴なツアーでないと厳しいし、そうなるとやっぱり代金高いし。。


■旅程
 ※日付変更線をまたぐので“〇日目”の表記は厳密にはおかしいけど、旅程表のまま載せますw

  • 1日目:成田発17:25、ロサンゼルスで乗り換えて、リマに0:45着、そのままホテルへ直行。リマ泊。

  • 2日目:早朝にホテルを出て、イカへ移動しセスナでナスカの地上絵観光。リマに戻ってリマ泊。

  • 3日目:夜中の3時過ぎにホテルを出て、リマ6時発、クスコで乗り換えて、ボリビアのラパス着は9:50。Mの友人でボリビア在住のマリアとランチをし、夕方からはチョリータレスリング鑑賞。ラパス泊。

  • 4日目:午前中はラパスを散策。マリア&マリア母とランチをして、午後はマリアと一緒に月の谷観光して&ケーブルカー乗車。ラパス泊。

  • 5日目:ラパス発10:30の飛行機でクスコへ(約1時間)。クスコ着以降はフリータイム。クスコ泊。

  • 6日目:クスコ発8:30、車でオリャンタイタンボ駅へ。11:15発のインカレール(Inca Rail)に乗ってマチュピチュ駅着12:40。ホテルでチェックインを済ませた後、シャトルバスに乗ってマチュピチュ遺跡へ。遺跡入口で英語ガイドさんと合流し、遺跡観光。マチュピチュ村泊。

  • 7日目:早朝5:20にホテルを出て、マチュピチュ遺跡へ。午前中はマチュピチュ山へ登山。午後はフリータイム、マチュピチュ駅発19:00のインカレールでオリャンタイタンボ駅へ、駅からクスコまでは車で移動しホテル着は22:30。クスコ泊。

  • 8日目:16時までクスコでフリータイム。16時に迎えの車が来て18:12クスコ発な飛行機でリマへ。

  • 9日目:リマ発2:00、ロサンゼルスで乗り換え。

  • 10日目:成田着16:50


成田からリマまで、飛行機乗ってる時間だけで言えば、
・成田→ロサンゼルス、約10時間
・ロサンゼルス→リマ、約9時間
合計、約19時間。
ぬは、南米ってやっぱ日本から遠いわw


■■1日目

【本日の要約】
・成田からロス経由でペルーに行き、リマで泊まる

---

1日目って言っても、ほぼ飛行機乗ってただけですw
10時過ぎに家を出て、成田へ。

■荷物(二人分)
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ふふふ、たったこれだけの荷物でまさか10日間の海外旅行へ行くとは誰も思うめえ(笑)


17:25成田発のJALでロサンゼルスへ。
19時過ぎに晩飯。
う〜ん、JALの飯はホント美味しいなあ!
みそ汁付きなのも嬉しいし、食後のハーゲンダッツも嬉しい。

■晩飯
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深夜1時過ぎ(日本時間)に、二度目の飯。
やっほー、ヨシギューやあ!
味もちゃんとヨシギューでちょっと感激。うっま!

■AIR吉野家
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ロサンゼルス着は11:30頃(以降、現地時間)。
リマ行の飛行機の搭乗開始時間は13時〜。乗り換え時間が90分以内だとイミグレな手続きを優先してもらえる?そうで、その目印な「Express Connection」なオレンジ封筒を、飛行機を出てちょっと歩いた先にいた係員から受け取りました。

で、ESTAなマッシーンで両手の指紋と顔写真を登録。が、初渡米だったため出てきたレシートの顔写真には「×」マークが。。というわけで通常のイミグレへ。
イミグレでも指紋や顔写真を撮られます。でも、窓口のオッサンが、
「ハイ、ヒダリテ〜」
「ハイ、オヤユビ〜」

などと日本語で指示してくれるので、「ワイ、英語全然アカンねん」な人でもきっと大丈夫w

イミグレ通過後は手荷物検査へ。
金属探知機なゲートだけでなく、両手を挙げさせられて全身をスキャンされるマッシーンでもチェックされたりして、「さすがアメリカ、厳重や!」などと意味不明に感銘を受けるあたし。
続いて搭乗ゲートへ。

■「Express Connection」なオレンジ封筒とチケット
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チケットに「40」の文字が見えたので、てっきり搭乗ゲートが40なのかと思って行ってみたら、実は座席の列番号?だったらしく、40番ゲートは国内線用のゲートでした(爆)。
Mが近くの兄ちゃんに聞いて、何とか正しいゲートにたどり着きました。
(空港の掲示板でちゃんとゲート番号を確認しないとダメ。…当たり前かw)

ゲートに着いたのは、ちょうど搭乗開始時間な13時。
ロス→リマの乗り換えは、私たちのように慣れていない人には90分でギリギリな印象。Mは何度かロスでトランジットしてるそうですが、毎回迷うそうな。。
皆さま、ロス空港、気おつけてえ!

ロス→リマの飛行機は、LATAM航空。
キャビンアテンダントのおねえさんの一人が、背が高く、すべてのパーツが大きめ骨太な感じで、
「ト、トムソーヤのインジャン・ジョーの女版や!
などとMに言ってみましたがまるでウケず。。

17時過ぎに、機内食が出ました。
牛、チキン、ベジタリアンで選べて、私は牛を選択。
ちなみに、座席に下のようなメニュー表があらかじめ配布されているので、「チ、チッキン!」とかしゃべるのがこっ恥ずかしい方wは、メニュー表を指で差して注文するのもアリだと思います。

■メニュー表
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■LATAM航空の機内食・牛
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うーむ、JALと比べると見劣りしますね。。
でも、味は普通に美味しい。特にジャガイモはさすが原産地、美味し!


23時前に、もう一度機内食がありました。
今度はチキンを選択。

■LATAM航空の機内食・チキン
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で、0:40頃、無事にリマへ着陸。
日本を出て、20時間くらいほぼ座りっぱなしだったので、ケツ痛病発症w

イミグレを通過して、ホテルへの送迎ガイドさんと無事合流。シヴィさんという、カワイイ感じの女性でした。日本に13年ほど暮らしていたことがあるとかで、日本語ペラペラ。少しはソルがあった方が良いと言われて、空港で50ドル両替して、151ソルちょいゲット。
空港を出たら1時過ぎ。

■送迎車と運転手のカルロスさん
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車内では、Mがシヴィさんに色々ペルー情報を聞いてました。フジモリ元大統領は今は何をしているのかとか。フジモリ元大統領の娘ケイコ氏と息子のケンジ氏は今は仲間割れして分裂状態なんだそうですw。
40分ほどでホテルに到着。チェックインして部屋に入ったのが2時過ぎ。

■リマのホテル:ブリタニア・ミラフローレス(BRITANIA MIRAFLORES)
http://britania-miraflores.besthotelslima.com/ja/

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ここのホテルのエレベーターは、日本にはおそらく無い、手で扉を開ける方式で新鮮でしたw

■手で開ける方式なエレベーター


シャワー浴びたりして、3時前に就寝。
ホテルのそばにあるらしいクラブからの音楽が結構な音量で漏れており、うるさくてなかなか寝られず。。
ようやく静かになったのは4時過ぎだったような?

で、翌朝は6時にホテル出発なので、5時半起床予定。

2日目へ続く→

■■2日目

【本日の要約】
・車でイカ空港まで行き、セスナでナスカの地上絵を見る。その後、リマに戻ってリマ泊。

---

朝5時半起床。
飛行機の中で寝まくっていたとは言え、2時間ちょいの睡眠ではちょっとしんどい。

今日のメインは、ナスカの地上絵観光。
下記のオプショナルツアーで、代金は一人400ドル。

■【リマ発 混載プラン】ナスカの地上絵&ワカチナオアシス日帰り観光(イカ空港利用)
https://stworld.jp/v1_op_tour/?cu=PE&id=55cb71cf500f65.64903189


6時にロビーに降りてレセプションで朝食な紙袋(中はジュース、小ぶりなリンゴ、パン)を受け取り、ちょっと待っていたら、迎えのガイドさん(名前忘れたw サッカーの長谷部似)が来ました。このホテルでは私達2人の他に、名古屋から来た学生のH君♂も参加。
ガイドさんからも朝食とジュース、水1本の支給あり。

■ガイドさんから支給された朝食
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1時間くらいかけて別のホテルに泊まっている参加者を順々に拾っていき、メンバー全員(計11人)揃ったのが7時過ぎ。
で、車でイカ空港へ。

■この時のツアーバス
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9時過ぎに某レストランでトイレ休憩。

■トイレ休憩したレストラン&その店内
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レストラン内には簡単なおみやげ販売スペースもありました。
途中で小雨が降ったり、霧が出てたりして、「ヌヌヌ。こんな天気で地上絵見えるんかいな。。」とちょっと不安に。

12時頃、イカ空港着。
イカに着いてみたらほぼ快晴! やったー。
空港では、まず日本の世界遺産紹介なテレビ番組のナスカ篇を見せられ。ていうか、これ、マンマTBSの「世界遺産」やんけw
で、飛行ルートが描かれたマップが配布されます。

■飛行ルートマップ
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そして、セスナへ。
今回は14人乗りなセスナでした。

■セスナ外観
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■機内
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左右一列ずつなので、どこに座っても必ず窓側。
なお、席順はセスナに乗る前にキャプテンが客の体格を見ながら、
「はい、おまえは1番、おまえは2番」
などと指定するので自分では選べません。が、知り合いは隣り同士になるよう配慮はしてくれます。

で、12:50頃離陸。
予想してたより大きなセスナだったので、そんなに揺れないかと思いきや、結構揺れ揺れ。特に縦というか上下に揺れるとキツイ。
離陸して約20分でナスカ上空へ。

地上絵が見えてくると、キャプテンがその都度、
「アストロノート、アストロノート」
「モンキー、モンキー」

などと案内してくれます。
各地上絵ごとにまずは右側に座っている客に見せて、次に大きく旋回して左側の客に見せる、というのが延々繰り返されます。

予想していたよりも、はっきりくっきり地上絵が見えて、ヒデキ感激!!

■アストロノート
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■モンキー
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■鳥
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■クモ
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■木と手
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↑地上絵をぶった切ってる高速道路、ひどくね?w

私は基本的に車酔いしないタイプですが、離陸して40分過ぎのモンキー辺りから吐き気がしてきて結構酔い酔い。私の前に座っていたおねーちゃんは耐え切れず、ゲロ袋へ2ゲロしてましたw
酔ってきたら旋回中はなるべく機長の方を見て、操縦席の窓から見える地平線の傾きをちゃんと見て脳に正しい情報を送ることで、酔い加減がちょっと軽減されたような? …て、ホントか?(笑)

で、離陸して70分後の14時くらいに無事に着陸して、みんなでキャプテンへ拍手。
他の人は結構平気だったのかと思いきや、実はみんな酔い酔いでフラフラ(笑)。
2人ほどマジで気分が悪くなったそうでしばらく休憩。
もっと小さいセスナだったらさらに揺れてただろうし、私も間違いなく吐いてたと思う。
というわけで、簡単に酔いがちな人は、絶対に酔い止めを持って行った方がいいです。

地上絵の後はワカチナオアシスへ。
砂漠の中にポツンとある湖。人魚伝説があるんだけど、ガイドブック、ガイドさん、それぞれ伝説の内容が違っていて、いったいどれがホントなんだか(笑)。
みやげ物屋もあり、私はナスカなグッズと絵ハガキを購入。

で、酔いも治まってきた15時半過ぎに遅いランチ。

■ランチ会場
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ランチは前菜、メインを3種類から選べ、私はアスパラスープとチキンなんとかwを選択。

■アスパラスープ
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■チキンなんとか
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チキンなんとかはパクチーが結構効いていて、あまり得意でない私にはちょっと辛かった。。

このレストランがある通りには、ピスコ屋(ピスコとは、ブドウ果汁を原料とした蒸留酒。40度以上あって強め)がいっぱいあって、試飲させてくれます。私は飛行機で手荷物を預けたくなかったので、50mlくらいの小瓶の2本セットを購入。


19時半くらいに、トイレ休憩を兼ねてみやげ物屋(WAYKI ARTE PERUANO)に立ち寄り。
ここは米ドルでも買い物が出来ます(そもそも価格表示が米ドル)。
観光客向けな店ですが、帽子やTシャツなど各商品の質が高く、しかも値段は安め。
日本だったら2500円くらいしそうな帽子が9ドルでした。

レジで米ドルを出したら、
「兄さん、この札は汚れてるからアカンで。キレイなの無いか?」
と言われ。

そう言えば、そうだった。
日本では紙幣が汚れていようと少しくらい破れていようと全然お構いなしですが、海外は国によっては超うるさいんだった(例えばインドとか)。
というわけで、汚れた米ドルは枕銭のチップとして私は消化しましたw

ついでに言うと、米ドルの旧紙幣(肖像画が小さいやつ)はアメリカ以外では使えないか、使えたとしても額面が8掛けくらいになる、という噂を聞いていたんですが、ペルー、ボリビア共に普通に額面通りで使えました。て、5$、10$、20$しか試してないけど。
あと、100$はニセ札が多いし、使おうとしても釣り銭が無いと断られることが多いしで、もし両替時に含まれていたら極力避けた方が良い(より少額な紙幣に替えてもらった方が良い)と思います。

ところで、名古屋から来たという学生なH君は、ワカチナオアシスでも結構な量のおみやげを買っていたのに、ここでも大量に購入しており、何かバブリー感ありw
Mが色々聞いてみたところでは、H君、初めての海外旅行はギリシャの何とか島へ行って、今回が2回目の海外なんだそうな。
初回がギリシャもすごいけど、2回目の海外旅行で、ペルーへ単身旅行ってすごくね?w しかも、英語はギリギリできるけど、スペイン語はまったく話せないんだそうな。
さらに、昨夜は私たちと同様、深夜の2時にホテルに着いたのに、チェックインしてすぐに深夜の街を一人歩きしてたそうな。ア、アッブネー。ホント、向こう見ずな若者って怖いわあ(笑)。
今回もたまたま無事だったとしても、そんな感じで動いているといつか痛い目に遭いそうな気が。。
ちなみに、私の最初の海外はソウルでした。て、どーでもいーかw

23時前にホテル着。
H君とはここでお別れ。H君はこの後、クスコへ行ってマチュピチュへ行って帰るそうな。
23時くらいでは通りはまだたくさん人通りがあって、出歩いてもまだ安全そう。15時過ぎにランチして以来、何も食べてなかったので、近所を散策して見つけたバーガーキングでハンバーガー。いくらだったか忘れたけど、そんなに高くなかったはずw

■バーガーキング(地図上ではピザハット)
https://goo.gl/maps/o3KTRRaApx72

■Mが注文したハンバーガー
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スティック・カラムーチョ的なやつがサクサクしてハンバーガーとしては斬新な食感だったそうですw

ホテルに戻って0時。
シャワー浴びたりして、就寝は1時頃。
全然関係ありませんが、ペルーはNHKが見れますw

3日目は、夜明け前の3:10にお迎えが来て、ボリビアのラパスへ移動予定〜。
というわけで、1時間半くらいしか寝る時間なし。キャー。

3日目へ続く→

←1日目へ

■■3日目

【本日の要約】
・リマからクスコを経由して、ボリビアの首都ラパスへ
・Mの友人とランチ
・チョリータレスリング鑑賞

---
2時半起床。
1時間ちょっとしか寝ていないのでさすがに眠い。。

3時にロビーへ行くと、6人くらいのペルー人が瓶ビール片手にロビーで大宴会中でしたw
数分して、空港からホテルまで送ってくれた運転手のカルロスさんが迎えに現れ、リマ空港へ(正確には、ホルヘ・チャベス国際空港)。リマの空港は結構なデカさ。朝の4時だというのに、チェックインカウンターはなかなかの人だかり。

■リマ空港・朝4時
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リマ発5:50でクスコへ行き、クスコで一回飛行機を降りて出国手続きをし、再度同じ飛行機に乗ってラパスへ、という流れ。

クスコ着はほぼ予定通り。
「ラパスへ行く人は先に降りろよ〜」
な機内アナウンスがスペイン語と英語でありますが、英語が全然聞きとれんw
スペイン語で聞き取ったMに促されて助かりました。一人だったらアホ面してそのまま乗ってたなw
クスコは標高が3399mもあるので、調子づいて機敏に動くと高山病の恐れあり。そんなわけで、深く息を吸いつつゆっくり歩きつつ移動。荷物チェック&イミグレを無事通過して、再度同じ飛行機に搭乗。席も同じでした。
ラパスまでの飛行時間は1時間ほど。途中、窓の外にチチカカ湖が見えました。むちゃくちゃデカイ!
今回はチチカカ湖には行きませんが、今度来る時には行ってみたいな〜。

■窓から見えたチチカカ湖
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10時前にラパスへ到着。
ラパスはボリビアの首都で標高が3650mもある、世界最高所にある首都です。

アメリカやペルーのイミグレでは聞かれても「旅行の目的は?」くらいでしたが、ボリビアのイミグレでは、
・旅行の目的
・ラパスで泊まるホテル名
・滞在予定日数
・日本での職業
などを聞かれました。

私が英語を全然聞き取れないので、審査官は超ゆっくり英語で話してくれるんだけどそれでも全然聞き取れないw
しまいには審査官、
「ホテル、ネーム。ドント、リメンバー?」
「ジョブ。ユアジョブ、インジャパン?」
などと極力単語だけで話してくれて、ようやく分かりました(爆)。

ボリビアは、その昔2年ほどMが暮らしていた国なので、交通機関や生活環境などに精通しており非常に心強かった!

空港を出てタクシーで街の中心部へ。

■ボリビアのタクシー
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日本では高級住宅街は町の高地にあったりしますが、ラパスでは低地の方が街の中心で、標高が高くなるほどより貧しい人達が住んでいるそうな。

■街の中心部へ向かう途中の道から
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タクシーを降り、黄金博物館へ。
土日は13時までしかやっていないので、急ぎ気味で鑑賞。展示物の金細工が美しい。
黄金博物館のチケットと共通で観られる、フアン・デ・バルガス博物館、リトラル博物館、ムリリョの家なども見学。
フアン・デ・バルガス博物館の八つ裂きの刑のフィギュアはなかなかインパクトあり。
博物館鑑賞後、近くにあったカフェでコカ茶で一服。

■カフェの風景
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■コカ茶
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コカ茶、例えれば何だろう? ほとんど甘くない甘茶みたいな味w
コカ茶はコーヒーの3〜4倍もカフェインが入っているんだそうな。
確かに、飲むと元気が出るような気がしました。高山病を和らげる効果もあるとか?

コカ茶のコカの葉は、言わずと知れたコカインの原料。ペルー、ボリビアではコカの葉はそこら辺で普通に売られています。が、日本に持ち込んだりしたら麻薬扱いで最悪逮捕? というか、米国の乗り換え時に麻薬犬に見つかるような気が。。w

■ハエン通りの風景
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12時過ぎにホテルへ到着。

■ラ・カソナ(LA CASONA)
http://lacasonahotelboutique.com/

■部屋
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『地球の歩き方』にも載っているホテル。
バスタブはありませんが、シャワーの湯量は豊富。ただ、排水がスムーズに流れていかず、徐々に足元に溜まっていくのがちょっと残念でした。
部屋よりも、ホテルの従業員がどの人も素晴らしかった。すごくホスピタリティがあって愛想もいいし親切だしで、日本のホテルでもここまでレベルの高い従業員ってあんまり見ないような?

そう言えば、このホテルは部屋の中で高山病の薬?が売られていました。

■薬セットと歯磨きセット
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…って、ネットで調べてみると、「Sorojchi」はただの鎮痛剤らしい。。w

【余談】
私は旅行前に近所の病院へ行って高山病の薬(ダイアモックス)をゲットして持っていきました。

■↓ダイアモックスを処方してくれる医師が調べられます
http://jstm.gr.jp/certifying_physician-cat/kanto/

5錠で4690円とクソ高かったんですが、高山病には結局ならなかったので1錠も使わずに持ち帰ってきました。
これから行かれる方、格安でお譲りしますよ。…って薬事法違反で捕まるからダメか(爆)。
---

話を戻して。
ホテルのロビーで待っていたら、Mの友人でラパス在住のマリアが来ました。
抱き合って再会を祝うMとマリア。私はマリアとはスカイプで一瞬見たくらいなのでほぼ初見。私はスペイン語をまったく話せないし、英語はマリアは話せても私がカタコトで、

「ど、どーも。あは!」

などと、2分後にカツアゲされる少年のような笑顔しかできないあたし(爆)。

ラ・カソナのレストランで3人でランチ。
Mとマリアはスペイン語で喋っているので話の内容がまったく分からず、スペインな2人と相席になってランチを食う日本のおっちゃんの図そのマンマ。

■ランチ:カリカリに焼いた豚肉にボリビアのお芋たちとシェフお気に入りの生野菜をそえて(←勝手に命名w)
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むむ! 豚肉、うめえ! 皮んところがカリカリに焼けていて特にうめえ!
芋も普通に美味。でも、キュウリはでかくなりすぎたキュウリのそれでアカン。Mによると、ボリビアのキュウリはどこでもバカでかく実らせてから収穫するんだそうな。
値段は55ボリビアーノだったかしら。1ボリ≒17円なので、900円ちょい。
Mとマリアは45ボリなランチのセット(スープ、メイン、スイーツ)を頼んでいました。
15時にお開き。

この日の夕方はチョリータレスリング(ルチャリブレ)を観に行くことになっていて、15時15分〜16時の間にお迎えが来ることになっていました。

15時20分過ぎくらいに、すごい服のおねーちゃんがロビーに迎えに来て、送迎バスに乗車。

■バスの中で説明しているおねーちゃん



で、他のお客さんところを順々に回っていき、最終的には計30人くらいバスに乗ってたような?

ところで、「チョリータ」というのは、先住民の血を引いた女性や、その民族衣装を身にまとった女性のことを言うんだそうです。

17時頃からラウンドガールな4人組おねーちゃんが変なダンスをし始め、まずは♂と♂の前座試合からスタート。
リングに叩きつけられる音からすると結構痛そう。。

やがてチョリータさんなレスラーが登場。ボリビア人の地場のファンらが大盛り上がりw
ガチンコ勝負というよりは、エンターテイメント性高し。

■レスリング風景な動画


それにしてもヒールが多すぎで、レフリーも特定のチョリータに加勢したりしてるしで、客席ブーイングだらけw。
あ、レスラー入場口の対面にあるリングサイド席は、ヒールなチョリータに水をかけられたりするのでくれぐれも注意してください(笑)
観客は外国人と地場のファンが半々な感じかな〜? お約束っぽいラフファイトのさ中は、地場ファンの入れ込み具合がすごいw

試合は続いていましたが、19時過ぎくらいに帰りのバスが発車するとかで強制的に観戦しゅーりょーーー。

あ、そうそう、18時過ぎた辺りから急激に気温が下がってかなり寒くなるので、上着やひざ掛けなどを持参した方が良いと思います。(夏場は大丈夫かも?)

■チケット
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SNACK券でポップコーンとジュース1本がもらえます。
SOUVENIR券でキーホルダー、またはポストカードセットがもらえます。
トイレへ行く時は、BATHROOM券を持参することを忘れずに。トイレには幼児達が居て、用を足そうとすると、
「チケット! チケット!」
と要求されますのでw

チョリータレスリングの帰りのバスから見える、ラパスの夜景がめちゃくちゃ綺麗なので必見です!
すり鉢状なラパスの街ならではの、ここでしか観られない美しさ。夜景がメインでチョリータレスリングはオマケという捉え方もできる(笑)。
(写真を撮ったんですが、ちゃんと撮れておらず残念。。)


晩飯はホテルのそばのファストフード屋で、チキンのもも肉フライとポテトフライなセット。23ボリくらいだったかな?
日本で食べるチキンやポテトと遜色なし。

で、ホテルに戻ってビールを飲んでたんですが、高地のせいかめっちゃ効きましたw
300mlちょいな瓶ビール1本しか飲んでないのに、悪酔いしてズキズキな頭痛がし始め、うっかり寝落ちするほど。ま、安く酔えたのでいいっちゃいいけど(爆)。
私と同様に酒飲みな御仁は、高山病にならなかったとしても、ラパス初日の酒は止めておいた方が良いと思います。。w

ちなみに、ラパスのビールは「HUARI」と「Pasena(パセーニャ)」の二択なことが多め。ソウルのビールみたいに「う、うっすー」な感じは無く、どちらもそれなりに美味しいです。

4日目へ続く→

←2日目へ

■■4日目

【本日の要約】
・午前中は土産物屋な通りを散策
・マリア&マリア母とランチ
・月の谷観光とロープウェイに乗車

---

7時頃に起きて朝食へ。
ペルーのホテルでは、まともな朝食を食べていなかったので、ここで初ホテル飯。
いわゆるバイキング形式。品数はフルーツ、ドリンクも含め15種類くらい。
外はカリっと中はふわっとなパンが美味い。ハム、ソーセージ、チーズも美味しかった。特に美味しかったのは牛乳。紙臭さがまったくなく、牧場で飲む牛乳に近かった。

バイキングな朝食って、ついつい食べ過ぎてしまいますが、旅行中に腹の調子を崩さないためには食べても腹5分目くらいで止めておくのがオススメ。日本での普段の生活の朝食だって、そんな腹いっぱいなんて食べないでしょ?w

ホテル(ラ・カソナ LA CASONA)の3階にテラスがあって、街の風景が見えます。

■ホテル3階からの眺め
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シャワーを浴び、8時過ぎにホテルを出て、サガルナガ通り周辺を散策。
お土産物屋がダーーーっとあります。
いわゆる民族柄な衣類や楽器、キーホルダーや置物系、祭祀などに使う?リャマ胎児のミイラ、お茶や飴などのコカ製品などなど。
通りには、ツアーな欧米人なお客さん多し。

■民芸品売り
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■リャマ胎児のミイラ
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コカ茶やコカ飴はもちろん、コカの葉をそのままビニールでラミネートしたキーホルダーなども売られていますが、おそらく日本に持ち込めないと思うので、うっかり買わないように注意!

■チョリータさん
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チョリータさんが被っている帽子は出身地によって異なっており、見る人が見れば帽子でどこの出身か分かるとか。

■車の運転手にトイレットペーパーを売るおじさん
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■サルテーニャ
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Mがボリビアに来て食べたかった物の1つだそうです。
パイ生地風なサクサクのパンの中に、熱々のスープ&刻まれた野菜や鶏肉?などが入っており、味付けはサルサソース風。
私も一口食べさせてもらいましたが、出来たてでスープが激熱、あやうく上アゴの皮を持っていかれるところでしたw

■謎の行列
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■サン・フランシスコ寺院
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この寺院の周辺をウロウロしていると、色々な物売りが声をかけてきます。
珍しいものでは、三葉虫の化石(ニセモノ?)を売りつけてきたオッサンがいました。


お昼になり、Mとマリア、マリア母の4人でランチ。
場所は同じくホテルのレストラン。
って、私はスペイン語を話せないので、一人で黙々とランチ(爆)。

ランチ後は、マリア母とはお別れし、Mとマリアと3人でタクシーに乗って「月の谷」を観光。

■月の谷
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まるで月を思わせるような岩肌が一面に広がっています。
谷の底の方にも降りられるそうですが、私たちは降りませんでした。

続いて、ロープウェイに乗車。
上空からラパスの色々な景色が見られて楽しい。
区間によってロープウェイの色が分けられていて、同じ色の区間であれば3ボリ(≒51円)という安さ。

■緑色の区間の景色
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■黄色の区間の景色
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黄色ロープウェイでてっぺんまで行き、いったん駅を出てから再度入って折り返すことに。
てっぺんの辺りはかなり治安が悪いそうで、駅を出てからマリアが、
「いい? リュックは腹側に持たないとダメよ!」
と急にピリピリしてました。駅の周辺すら散策することは許されず、すぐに下りのロープウェイに乗車w
「治安が悪い」と言葉で言われても今一ピンと来ず、
「ちょっとくらいなら出歩いたっていーじゃん」
などと思う私は平和ボケの典型的日本人。
Mはボリビアに住んでいた頃、実際に強盗に遭ったそうで、「マリアが止めてんだからそらアカンやろ」と駅周辺を出歩く気などさらさらない感じでした。

下りの駅の途中で下車し、マリアとはお別れ。

で、ミニバスに乗ってホテルまで戻りました。

■ミニバス(現地では「ミニブス」と発音)
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ミニバスはフロントガラスに行先が書かれており、乗りたいバスが来たら人差し指を立てて手を挙げると停まってくれます。料金はどこまで乗っても?2ボリ(≒34円)。
降りたいところに来たら、

「ぽるふぁぼーる!(Por favor!)」

と叫ぶと停まってくれるので、降車時に支払い。
でも、これ、行き先を見て自分が乗るべきバスかどうかを車が通り過ぎるまでに瞬時に判断して手を挙げないといけないし、降りたいところに来たら大声で叫ばないといけないしで、Mみたいにラパスの土地勘がないと利用するのはかなりハードルが高いと思う。。2ボリという安さはめっちゃ魅力的ですが。
他に、ミニバスより図体がでかくて速度が遅いミクロというバスもあります。
また、バス内でスリ被害にあうことが少なくないそうなので、そこも注意。

いったんホテルに戻り、ロビーでコカ茶を飲みつつ一服。
ペルーやボリビアのホテルのロビーには、お湯とお茶セットが置いてあって基本飲み放題。コカの葉以外に、カモミールティーなどもありました。

日本にハガキを出そうと郵便局へ。
『地球の歩き方』には営業時間は20時までと書いてあったんですが、いざ18:38くらいに行ってみたら閉まっており。。Mがゲートのおっさんに聞いたら、「18時半に閉まってもうみんな帰っちゃったよ」とのこと(爆)。ぬぬぬ、『地球の歩き方』を鵜呑みにせず、ネットでちゃんと調べておけばよかった。。


晩飯は、昨日のファストフード屋の隣りにあったレストランへ行き、豚肉の煮込みな料理を注文。値段は忘れたけど、ジュース込みで40ボリしなかったような。

■晩飯
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豚肉は角煮風で、ジャガイモとジャイアントコーン的なやつの煮込み付き。
料理とは別に、店の女将さんの働き者感がすごい!

ホテルに戻ってビールを飲んでみたけど、310mlくらいの1本でやっぱり思っきり悪酔いして寝落ちしてこの日はしゅーりょーーーー。



5日目へ続く→

←3日目へ

■■5日目

【本日の要約】
・ラパスからクスコへ移動
・クスコの街を散策
・チョリータバッグをゲット
・晩飯のピザ屋が美味かった!

※色々書いていたら長くなってしまった。。
---

今日はラパス発10時半の飛行機でクスコへ移動。
そんなわけで6時頃起床。
ホテルの朝食は7時までは簡単なもの(パン、パンに塗るバターやピーナッツクリーム、飲み物)しか用意されておらず、パンにバタピー塗ったやつで済ませました。

7時過ぎにチェックアウトし、大通りへ。
当初、料金が格安(4ボリ)な空港行きミニバス(車体に”AEROPUERTO”と書いてあり、屋根上プレートに”121”と飛行機マークが描いてある)で行く予定だったんですが、なかなかミニバスが来ず。。やっと来たバスも最初のは満席。10分ほどして来た次のバスは一人分しか空きがなくNG。さらに10分ほどして来たバスは満席。。

バスに乗れる気配がないので、諦めてタクシーで行くことにしました。手持ちのボリビアーノが少なかったので、ちょっと出し過ぎな気もしたけど10米ドルで交渉成立。スペイン語ができるM、素敵やわ〜w

このタクシー運ちゃんは話好きで、Mと盛り上がっていました。しかも、日本びいきらしく、私たちが日本人だと分かると、
「俺の車はトヨタだけど、あの車は中国製(チーノ)、ほら、あれもチーノだ。チーノは安物だからすぐ壊れる。でも、俺の車は壊れないぜ、だって、日本製だからだ!」
みたいなことを得意気に力説(笑)。ついでなのか、エンジンをかけ直した時に車が喋る日本語、
「ETCカードが挿入されていません」
を、「こいつはいったい何て言ってるんだ?」と質問してきたりして。気さくで面白い運転手でした。

空港には9時前に到着。
昨日、出しそびれたハガキを出そうと郵便局や切手を売ってる店を探索。Mが人に聞いたら「空港の外にある」というので外に出て探してみたけど、DHLなどの運送会社はあるものの郵便局は残念ながら見つかりませんでした。
Mはラパスを去る前にもう一度食べておきたかったのか、空港の売店でサルテーニャを食べてました。

ラパスのイミグレは審査官が8人くらいいたけど、お客さんが少なくてものすごく暇そうでしたw

飛行機はラパス発10:29、クスコ着10:29。飛行時間が1時間、時差が1時間あるので、出発時刻=到着時刻になってちょっと変な感じ。

クスコへはほぼ時間通りに到着。
ホテルへの送迎のガイドはエメリンさんという、ニッチェの江上にちょっと似てる女性。
ホテルに着いて、エメリンさんから翌日のマチュピチュ関連の説明&書類を受け取った後は、この日は終日フリータイム。

ホテルは、マベイ・クスコ(MABEY CUSCO)

■ホテル外観&部屋
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このホテルは部屋に冷蔵庫が無いのがちょっとアレでしたが、バスタブもあるし、シャワーの湯量も十分。大通りから一本外れてるせいもあり、外の音も気になりませんでした。

昼飯食いがてらクスコの街を散策しようと、荷物を置いてすぐにホテルから繰り出し。
まずは郵便局へ行って切手を買い、ハガキを投函。日本へは1枚6.5ソル。

■郵便局にあったポスト
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郵便局を出てエルソル通りをカテドラル方向へ歩いていたら、左側に「Los Traviesos」というカフェがあったので、そこで昼飯。

■カフェ Los Traviesosの外観
https://goo.gl/maps/jbBji4JSnpA2

■チーズとハムのハンバーガー
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生野菜、ちょっと怖いな〜、とか言いながら完食。普通に美味しかったです。12ソル(1ソル≒35円)くらいだったか?
ここの店員のおっちゃんが、フィリピンのドゥテルテ大統領にそっくりで思わず激写w

■店員のおっちゃん(ドゥテルテ似)
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ペルーの店員さんは、ドゥテルテもそうだったけど、常に眠そう&覇気ない感じで対応する人がたまーにいます。

Mは店先で売られていたアイス(3ソル)をゲットして嬉しそう。

アルマス広場まで歩いて、階段で少し休憩。
遠目に「trapics」な旗に先導された日本人ツアーの団体が見えました。メンバー構成を見るとジジババ多め。時間にうるさそうできっと大変やで。。(笑)

■アルマス広場
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■カテドラル
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■ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会
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続いて「12角の石」を見学。

■12角の石
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石と石の間にまったく隙間なし。
いやほんと、こんなの大昔にどうやって組んだんでしょうね〜。

サント・ドミンゴ教会(コリカンチャ=太陽の神殿)は8日目に見学することにして、横を通っただけw

■サント・ドミンゴ教会
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で、ワンチャック市場へ移動。
フルーツから雑貨、肉、魚など何でもあり。
肉屋は解体途中のアルパカ?の頭部がマンマ転がっていたりしてグロめ。

■ワンチャック市場
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Mはちょっと小さめなチョリータバッグを見つけて買ってました。
1つ5とか6ソルだったような?
このバッグ、めちゃくちゃ丈夫で耐久性かなりありそう!

■購入したチョリータバッグ
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■チョリータバッグ(ミニサイズ)
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小さいやつは特にカワイイ!!w


ワンチャック市場を出て、ガルシラソ通りを東へ行き、さらにトマサ・ティット・コンデマイタ(Tomasa Titto Condemayta)通りを東へ数分行くと右手と左手にスーパーがあります。私達は両方入りましたが、右手のスーパー(店名はOrion)の方が広めで活気あり。でも、ビールは左手のスーパー(店名はSuper Sol)の方が安かったです。

■Orionの位置
https://goo.gl/maps/CfZ4RmWHM1K2

ホテルがこの近くなら、絶対に行くべし!


Mはサボテンの実を見つけてテンション上がってましたw

■サボテンの実、外観
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■サボテンの実を切ったところ
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味はほぼスイカでした。
Mによれば、中身が赤くないやつ(まだ熟れてないやつ?)もあるんだそうな。
サボテンの実、実は目に見えないくらいの細かい棘がいっぱいあるみたいで、不用意に触っているといつの間にか棘が指に刺さってチクチクするので要注意。

いったんホテルへ戻り、買ったものを置いて、晩飯を食べに再び繰り出し。

さっきの散策で目をつけていたピザ屋(ちょうど店主がプロな手つきでピザ生地をこねていた&ピザ窯が見えた)へ直行。

■ピザ屋・Aventura
https://goo.gl/maps/VQCUp95ipa52

実際の外観は、グーグルの画像の頃よりも改装されていて↓こんなんです。
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店員のおっちゃんにオススメを聞いたら「全部載せ」なピザだったのでそれを注文。
値段はちゃんと覚えてないけどミディアムサイズで25ソル(≒825円)くらいだったような?(…店頭の写真と値段が違うけど。。w)

ピザが焼けるまで、お通し的なピザ耳の切れっ端が出てきます。

■切れっ端(奥に見えるのはチョリータバッグとリャマの人形)
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赤いソースは結構辛め。。

で、ピザが焼き上がると、耳の部分は焦げている?のかカットされて出てきます。
「ガコン!ガコン!」という音がしたら、それはピザ耳を切っている音w

■ピザ(全部載せ)
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このピザが激美味。
生地は薄めのクリスピータイプで香ばしい。そして、何と言ってもチーズが美味い。
今まで食べたピザの中でも、かなり上位なデキでした。
もし、クスコに行かれる方がいれば、ここのピザはオススメです!!

地元民にも愛されているようで、私たちが食べ終わる頃には結構なお客さんが入っていました。

ホテルに戻ってビールを飲むも、クスコも標高3399mもあるのでやっぱり簡単に酔って1本でもういいやになり寝ましたw


6日目へ続く→

←4日目へ

■■6日目

【本日の要約】
・クスコからマチュピチュ村へ移動
・マチュピチュ遺跡観光
・クイを食べる

---
6時半前に起床。
シャワーを浴びて朝食へ。
マベイ・クスコ(MABEY CUSCO)の朝食はパン、ソーセージ、ハム、ミルクがやっぱり美味しい。フルーツもなかなか充実していました。
現地では名前が分からなかった「Granadilla(グラナディージャ)」。割ると中にカエルの卵みたいなやつが入っているんだけど、これが見かけによらず美味! 種は皮が薄いので容易に噛め、噛むとちょっと酸っぱい味。種を噛まずに周りのヌルヌルを舌と上あごだけで削ぎ取って食べるのも楽しい。

■グラナディージャ・外観
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■グラナディージャを割ったところ
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そして、食後のコカ茶。
う〜〜ん、落ち着くわあ。何かコカ茶好きになってきた!

8時半ちょっと前にロビーへ行きチェックアウト。
ほどなくして迎えの車が来ました。運転手はエドウィンさん。

今日のメインはマチュピチュ観光。
ていうか、今回の旅行のメインと言ってもいい!

車で約2時間走ってオリャンタイタンボ駅へ。

途中、トイレ休憩がてら民芸品販売の店に寄りました。
品物は良さそうでしたが、もちろん観光客価格で割高。

ここには、食用のクイ(天竺ネズミ)がいたり、アルパカ?リャマ?がいます。

■店入口がある通り
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■クイ達
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■アルパカ?リャマ? よーワカランw
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■民芸品製造中のおねーちゃん達
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Mによれば、ここのおねーちゃん達はかなり観光客慣れ&スレていて、
「買わねーなら早く帰れや、ボケが!」
的なことをケチュア語で言っていたっぽいとか(爆)。

マチュピチュ村行きの電車は11:15発。30分前には駅に来ないと乗れないかもよ? な注意書きがチケットに書いてあるんですが、サービス精神旺盛な運転手のエドウィンさん、時間が結構ギリなのに10:40頃にある場所で車を停め、
「ほら! あれが崖にあるホテルだ!」
と満面の笑みで教えてくれましたw

■崖のホテル
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「おおー!! テレビで見たことある〜!!」

とテンションが上がる私とM。

よーく見ると、ホテルとは別に、いわゆるジップラインなアクティビティで遊ぶ人たちもいました。

■崖ホテルの下でジップラインをする人


11時前にオリャンタイタンボ駅へ到着。
駅を案内するだけのガイドさんがいました。グレーの列車に乗れよ〜的なことを言うだけで、この人ホントに要るう?(爆)

で、無事に乗車。
ちょっとびっくりしたのは、発車時刻ぴったりに電車が動き出したこと。日本以外で時刻通りに出る電車って初めてなのではなかろうか?w

■Inca Rail
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■Inca Railの車内
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ちなみに、Inca Railは乗ってしまうと中で車両間の行き来ができないので、自分の座席のある車両に乗らないとアウト。

隣りのボックスに日本人♂2名がいて、Mが少し話していました。
私達の向かいは、これからマチュピチュ村へ仕事で行くという二人組(車内写真参照)。
車内は実は観光客と同じくらい仕事で行く人も乗っていて、純粋に観光電車ではなく通勤電車でもありましたw 対面にいたサングラスのお兄さんは労働者達のボスっぽい感じで貫録がありました。

途中でおやつと飲み物が出てきます。
飲み物は、コーヒー、水、ジュースが数種類選べます。

■おやつ
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口内の水分持っていかれる系…。

マチュピチュ村到着もほぼ時間通り。めっちゃ正確!

■マチュピチュ村駅の待合室
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駅を出て、ホテル&シャトルバス乗り場まで連れて行ってくれるガイドさん♂と合流。名前忘れたw
まずはキャリーバッグを置くためにホテル「テルサ・デ・ルナ(Terraza de Luna)」へ。『地球の歩き方』にも載っているホテル。
レセプションにいたオジサンは日系3世だとか。そんなわけで普通に日本語が通じますが、Mがスペイン語で話しかけたところ、オジサンに、
「ワオ。スペイン語、ペラペラですね」
と言われてました〜w

ホテルを出てシャトルバス乗り場へ。徒歩10分くらい。

■シャトルバス
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■シャトルバス車内
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20分ほど乗車するとマチュピチュ遺跡の入口に着きます。

遺跡内にはトイレがないので、入口を通る前に済ませる必要あり。一人2ソルでした。
また、荷物を預けるなら5ソル。

■トイレの料金所
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■荷物預り所
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マチュピチュ遺跡に入場する際、初回は必ずガイド同行でないと不可。
私達のガイドさんはロベルト・アルバレスさんというガタイのいいオジサン。
ロベルトさん、鼻毛がめちゃくちゃ出ているのがちょっと気になった。。w

■ロベルトさん
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14時過ぎに遺跡へ。

■マチュピチュ遺跡
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■コカの木
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一通り見て出口に着いた時には16時半でした。
遺跡観光、階段の段差がちょっと高いところがあったりするけど、普段の生活で階段の上り下りが出来ているなら問題ないと思います。

シャトルバスでマチュピチュ村に戻り、ガイドさんとはお別れ。17時。

マチュピチュ村をぶらぶらしながら晩飯を食べる所を物色。
メインストリートのインカ・パチャクティ通りにはレストランがいっぱいあって、店先にいる客引きが声をかけてきます。下側(アルマス広場寄り)にある店よりは上側にある店の方が若干安い。また、客引きと交渉すれば結構簡単に値下げしてくれます。例えば、クイの丸焼きはメニュー表では70とか75ソルですが、交渉すれば50ソルにしてくれたり。

そんなわけで、
「ペルー来たらやっぱりクイを食わんにゃあ!」
というわけでクイを注文。

■クイ・Before
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■クイ・After(右向きで、口のほう開いております)
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味は、上等な鶏っぽい。下肢は運動しているせいか弾力あり。臭みはまったくありません。
あばらの辺は小骨が多くて食べづらいのはケンタと一緒。
定価だと日本円で2100円くらいして、実は結構高い。。
一度食べたらもういいや、な感じ。。

飯の後はお土産物屋をぶらぶら。
あるアクセサリー屋で物色していたら、そこのおばちゃんが人なつっこい感じで。
私達が日本人だと分かると、日本語で数の数え方を教えてくれ、と要請あり。ほとんどの日本人はスペイン語ができないから、スペイン語で値段を言っても日本人相手では商売にならん様子。おばちゃん、「ここに書いてくれ!」とノートとペンを持ってきて、その熱心さに心を打たれたMが教えていました。最後は「FBで友達になろう!」とかまで言われていた様子w

翌日はマチュピチュ山の登山で4時半起き予定だったので、この日はホテルでビールを飲まずに寝ました。

7日目へ続く→

←5日目へ

■■7日目

【本日の要約】
・マチュピチュ山に登る
・おばあちゃんを探す
・マチュピチュ温泉に入る
・クスコへ帰る

---

朝4:30頃起床。
チェックアウトの準備をして5時前に朝食。
何を食べたか覚えてない。。w
飯を食べていたら、日本人と思われる女性が一人来て、その少し後でインカレールで隣りのボックスにいた日本人♂二人組がやって来ました。
「同じホテルだったんですね〜」
と軽く挨拶。

ツアーの旅程表には、シャトルバス乗り場が超行列になるので5:20頃までにはホテルを出ろと指示あり。指示通りに20分過ぎにホテルを出て乗り場に向かったら、既に乗り場の手前200mくらいまで行列が伸びていました。。

約1時間並んでようやく乗車し、遺跡入口に着いたのは6:50頃。遺跡入場2回目以降は、ガイドなしで入ることができます。
マチュピチュ山の登山チケットを事前にツアー会社経由でゲットしてあり、私たちのは7時〜8時に入山を始めるチケット(他に8時〜9時のチケットもあります)。
遺跡に入場して、マチュピチュ山の登山入口に着いたのが7:10頃。ここでもまた行列。。

■マチュピチュ山
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遺跡からは、↑こんな感じで山頂が見えます。と、遠いぞ。。

■マチュピチュ山の入口行列
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■マチュピチュ山の入口の掲示
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マチュピチュ山の登山道は基本的にすべて石段ですが、2670段というのはちょっと眉唾やなぁw

登山開始時に、パスポートとチケットを見せ、台帳へ名前や入場時刻などを自分で書きます。
7:30に登山スタート! プァ〜〜ン!!

■前半の道
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↑こんな感じの石段を延々登っていきます。結構キツイ。

休み休み登って50分ほど経過すると、↓の看板が出てきます。

■道が狭くなるから気をつけてね看板
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時間を測ったところ、この看板から山頂まで約70分でした!(笑)
私達はちょくちょく休んで登ったので70分でしたが、体力のある人なら1時間切れるかも?


■看板後の道
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場所にもよるけど、基本は踏み外すとモロ崖になっているので、「踏み外したらサヨウナラ」です(爆)。

「あたし、もー怖くてこれ以上登れな〜い」
と引き返して来たおねーちゃんもいました。

ヒイヒイ、ゼーゼー言いながら、何とか登頂。9:30.

■山頂の看板
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■山頂から見た遺跡とワイナピチュ
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で、下り開始。
いやー、登りより下りの方が断然怖い。が、たまたま私が下りていた時には霧が出ていて崖下の恐ろしい光景がほとんど見えず、ラッキーでしたw

下りていると、8時〜9時入山の人達が登ってきます。
中にはちゃんと鍛えてそうな人もいますが、ほとんどは私たちと同様軽〜い気持ちで登っている人が多く、みんなゼーゼー。
Mに、スペイン語で「頑張れ!」は何て言うのか聞いたら、アニモ、とのこと。
そんなわけで、すれ違う人達に、両手の拳を握って頑張れポーズをしながら、
「アニモ! アニモ!」
と声をかけながら下りたら、

・グラシアス、と言いながら微笑む人
・うっせー、分かってるよ! な感じで苦笑する人
・これ以上何を頑張れっていうんだ? な感じでキレ気味な人

など、色々な反応が見られて面白かった。
これから行かれる方は、ぜひお試しあれ。

狭くなるから気をつけてね看板の辺りですれ違った人は、
「山頂まであとどれくらい?」
と聞いてくる人多し。
「ジャスト、ワンナウナー!」
「ワ、ワンナウナー? リアリイイイ??」
な反応をしてた中国人ぽいおねーちゃんもいたなw
50代くらいの日本人夫婦にも聞かれました。あと1時間くらい、と答えたら、旦那さんが「マ、マジか。この先で、どっか待機してられるところあります? あるなら、俺はそこで休んでようかなぁ」と弱気な発言をしてましたw

入口ゲートまで降りて来たら、時間は11:20頃。
12時までは遺跡観光ができるんだけど、足がメロメロでそんな気力もなく、芝生で休憩。。

12時過ぎにゲートを出て、帰りのシャトルバスに乗ろうとしたら、またまた大行列。。
30分ほど並んで乗車。

ところで、日本にいる時にマチュピチュなテレビ番組がやっていて、そこに映っていたおばあちゃんに会いたいと思っていました。

■TVのおばあちゃん
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Mが色々聞き込みをしたところ、「噴水の隣りの店にいる」ということを突き止め、会うことができました!

■生おばあちゃん
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写真を撮らせてもらったので、お礼の意味で5$あげたら喜んでくれましたw


ランチは、アルパカのステーキ。

■ランチ
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特に変な臭みなどなく、普通に美味しかった。

午後はマチュピチュ村で自由時間。

メインストリートを歩いていたら、客引きの兄ちゃんに、
「あんたら日本人? じゃあ、日本人を呼び込むための日本語教えてよ!」
と要請されw 客引きでも、熱心な人はホント熱心ですな〜! 教えるとちゃんとメモをとるところも気に入った。て、飯食べてたからそこでは食べなかったけどw

村の子供らをからかったりしつつブラブラしてたら温泉を見つけ、
「よっしゃ、じゃあ、温泉入るべ!」
とマチュピチュ温泉へ。

温泉へ行く道の途中に貸し水着屋があって、そこで水着とタオルを借ります(それぞれ3ソル)。
日本とは違って、水着を着ないといけないシステム。でも、混浴ですよ〜w
温泉の入場料は外国人は一人20ソル。
チケット売り場から受付までが結構長い。。300mくらいあったような?
受付でいったんチケットを見せてから、更衣室で水着に着替えます。着替え後、荷物を持って受付に行くと番号札と引き換えに荷物&着替えを預かってくれるシステム。

■温泉の風景
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16:40くらいでこの混み様。18時過ぎるとめっちゃ混むらしい。
浴槽別に湯温が分かれていて37度、36度、34度、14度みたいな構成だったような? ほぼ水な14度浴槽には誰も入っていませんでした(ま、サウナもないし。。)。
浴槽よりも、シャワーが一番熱かった。たぶん、42度くらい?
にしても、やっぱり温泉ええわあ〜。登山の疲れが一気に癒されてリフレッシュする感じ。

温泉を出たら17時前。
帰りの電車は19時発。
クスコのホテルに帰るのは22時半を過ぎる予定だったので、マチュピチュ村で晩飯を食べることにしました。
ホテルに預けておいた荷物を取りに行き、メインストリートをぶらぶらして、某客引きのレストランへ。

■晩飯のピザ
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ここのピザもなかなか美味しかった。クスコもそうだったけど、ペルーのピザ美味いぜー。
Mはピスコサワーをサービスしてもらって満足な様子でした。

レストランを18時半に出て、マチュピチュ駅へ。
が!
駅がなかなか見つからず、ちょっと焦りました。
Mが土産物屋のおばちゃん達に聞きまくってようやく発見。
マジで分かりづらいので、あらかじめ下見しておいた方がいいと思います。

帰りの電車も時間通りの19時に出発。
隣りのボックスに、行きの時に隣りのボックスだったスペイン人カップルはいましたが、日本人はいませんでした。
疲れているせいもあり、Mも周りとはあまりコミュニケーションをとらず静かに乗車。
途中でミックスナッツ&レーズンなおやつとドリンクの支給あり。

オリャンタイタンボ駅にも、ほぼ時間通りに到着。20:40頃。

駅には迎えのドライバーさんが待っていて無事合流。
駅から出たところでトイレを借りたら、有料で一人2ソルだったような?

結構デカめなバンというかミニバスでしたが、乗客は私達だけで、クスコへ向けて出発。
「せっかく南半球に来たからには、南十字星がみたい!」
とMに話したら、Mがドライバーさんにお願いしてくれて、山あいの街灯も家もほとんどない真っ暗なところで停車してくれました。

もー、ホントに真っ暗!
こんな暗いところ、日本じゃほとんどないのでは? ってくらい真っ暗で、天の川もはっきり見えました。
が、肝心の南十字星が見つけられず。。(爆)
カーー、もっとちゃんと下調べしておくんだったあああああ!!

でも、いい星空が見られたので良しとしよう。

23時前にホテル着。
ホテルのにーちゃんに、「例のスーパーは今も開いているか?」とMに聞いてもらったら、たぶん閉まっている、とのことだったので、ルームサービスでビールを2本注文して部屋へ。

高地にもちょっと慣れてきたのか、この頃にはようやく2本飲めるようになりましたw

8日目〜10日目へ続く→

←6日目へ

■■8日目〜10日目

【本日の要約】
・クスコ散策
・クスコ→リマ→ロス→成田、で帰国

---
6時半過ぎに起床。7時半前に朝食へ。
ちょっと出遅れたせいか、ソーセージは既に売り切れ。。キッチンでは従業員がダベってサボり感ありありなのが見えたりして、ぬぅ、なんだかなあ感あり。
今回もグラナディージャのカエルの卵風なフルーツを食べました。美味。そして、やっぱり牛乳が美味い。

朝食後、シャワーを浴びて9時前にチェックアウト。キャリーバッグはホテルへ預けて、お迎えのドライバーが来る16時までフリータイムなので、クスコの街へ繰り出し。

■ペルーの信号
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青や赤が後何秒続くのか表示されていてとても親切。日本もマネすればいいのにー。
ちょっと前まで教習所に通っていたせいもあり、突然黄色に変わる日本の信号の恐ろしさを身に染みて分かっているので。。w

エル・ソル通りをぶらぶらしていたら物売りなおばちゃんが売り込みにやって来ました。

■キーホルダー系の販売おばちゃん
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リャマのキーホルダー1つが1ソルでした。
おばちゃんもチョリータバッグを持っている。。w

■アクセサリ系の販売おばちゃん
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意味もなく、柿の種をあげましたw

せっかくクスコにいるんだからと、サント・ドミンゴ教会(インカ時代の太陽の神殿=コリカンチャ)に入場。

■サント・ドミンゴ教会
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入場料は一人15ソル。中には、インカ時代の素晴らしい石組の壁を見ることができます。「12角の石」を見た時にも思ったけど、ホントどうやったらこんな風に精密に石を組めるのだろう? 謎。
日本人なツアー団体を見つけたので、「その一味で〜す、ウフ」みたいな顔をしながらしばらく日本語のガイドをタダ聞きw
この教会内のトイレは、ちょっと離れたところにあるので注意。

■建物内から見たサグラド庭園
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■建物内の石組
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■建物内にいた接写してる謎の二人組
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なっ、何してんの、この二人。。w

■ある通りの風景
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ランチは中国人がオーナーっぽい店でパスタ。Mはアルパカのステーキ。

■ナポリタン
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ソースはまだマシでしたが、パスタが伸び気味で。。

■アルパカのステーキ
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アルパカはマチュピチュで食べた方のが良かったなあ。あっちの方が量も多かったし。。

ランチ後は、5日目にも行ったワンチャック市場へ。

ミニサイズなチョリータバッグがかわいかったので、別柄を求めて再訪。
ある雑貨屋で見つけたんですが、店番なおばちゃんが全然不愛想で、
「ちょっと! 商品に触らないで。せっかくまとめてあるのにほどけちゃうじゃない!」とかブーブー言うので、いったん購入は見送り。他の店にないか探してみたけど見つけられず、結局不愛想おばちゃんのところで買うことに。
でも、いざ買う意志をはっきり見せたら、おばちゃん急に機嫌が良くなってニコニコしだして喜んで見せてくれました。

■追加購入チョリータバッグ・ミニサイズ
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このサイズのチョリータバッグ、稀少っすよ!w

買ったミニバッグを私が早速手に持って市場内をブラブラしていたら、店番のおばちゃん達にやけにウケていました。Mによると、
「あら、セニョール、そんな大きなバッグにいったい何入れるつもりなの〜?」
「あはは! バッグ、でっか!w」
などと反語的に笑われていた模様。。
(て、未だに何がおばちゃん達のツボだったのか全然理解できてない。。w)

「Bienvenido」(ようこそ)
と書かれた玄関マットがあったらちょっといいよねとMと意見が一致して物色。
で、実際に売ってる店を2店舗見つけました。が、サイズがちょっと大きめで、
「こ、これ、ホントに日本に持って帰るか〜?」
ということになり、お互い旅行の荷物は極力減らす派なので、サイズ的にNGやな、という結論になって買いませんでした。値段は40ソルくらいだったかなあ。

市場を出た後は、例のスーパーに行っておみやげを物色しつつイートインで休憩したり、途中にあった学校の入口のベンチで話していた女子学生に、日本から持ってきたジャガビーをあげたり、ホテルの前を歩いてた子連れの若めおかあさんに柿の種をあげたりして喜んでましたw

で、ホテルへ戻り。
今回の旅で飲むのは最後になるであろうコカ茶で一服。
コカ茶、味はやっぱり甘くない甘茶だなw

ほぼ時間通りの16時にエメリンさんが迎えに来て空港へ。

で、

クスコ発18:12 → リマ着19:44
リマ発 翌2:00 → ロス着8:55
ロス発 13:40 → 成田着 翌16:50

ほぼ時間通りに運航し、16日の夕方に帰国。

リマに着いて、持っていたペットボトルを見たら、標高差でぺしゃんこになっていましたw

■ペットボトル@リマ
P9144218

クスコ→リマは国内線なので、水持ち込みのチェックは緩く、普通に持ち込めます。

リマ→ロス便では、3時過ぎ(リマ時間)と7時頃(ロス時間)に機内食あり。
写真を撮ったけど、もういいっしょ?w

ロス→成田便では、日本時間の7時過ぎと14時過ぎに機内食あり。う〜ん、やっぱりJALは飯が美味い!! ただ、帰りの便のアイスはハーゲンじゃなくてアメリカ製っぽいサイズのデカいアイスでした(でも、それなりに美味しかった)。


成田に着いてちょっとびっくりしたのは、入国手続きマッシーンが設置されていて、対面での審査をしない選択もできるようになっていたこと。
ただし、マッシーンで入国するとパスポートに「帰国」ハンコが押されないので、「帰国」ハンコが欲しい方は対面の方を経て入国すね。

今回の南米旅行でのお役立ち情報→

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旅慣れた方には既知のこともあると思いますが、今回の旅行で気づいたことをメモしておきます。

・料金交渉に備え、せめてスペイン語での数字の呼び方くらいは覚えておいた方が良い
(ジェスチャーや筆談、スマホ経由でも何とかならないわけじゃないけど。。)
・ペルー、ボリビアのホテルのアメニティには、歯ブラシ・歯磨きペーストはありません(有料でなら置いてある場合も)
・一定グレード以上のホテルでは、ホテルのフリーWi-Fiを使えます
・陽が沈むと急激に気温が下がるので、夏場に行く場合でも長袖必須
・ナスカの地上絵観光はセスナでかなり酔うので、自信のない方は酔い止め必須
・汚れてたり破れた紙幣は受け取りを拒否されることがあります
・インカ・レイル(Inca Rail)、めちゃくちゃ時間に正確なので油断せぬよう
・マチュピチュ村のレストランの客引きには、必ず交渉しましょう! 間違いなく値引きしてくれます。万一値引きしなかったらそいつは諦め、違う客引きと交渉しましょう。
・マチュピチュ遺跡にブヨみたいな奴がいて、刺されると一週間くらいかゆいので注意。日本から持って行くならシートタイプの虫よけが便利。ハーフパンツは刺されまくるので厳禁です。
・マチュピチュ山の登山の下りで、これから登る人とすれ違う際には、「アニモ! アニモ!(頑張れ!頑張れ!)」と元気づけてあげましょう!
マチュピチュ駅が意外と分かりづらい。帰りに実際に乗るまでに、一回下見しておくことをオススメします
・コカの葉やコカ製品をうっかり日本へ持ち帰らないように注意
・長時間のフライト時は、窓側より通路側の方がトイレへ行く時のストレスが無くオススメ


【お役立ち参考本】
■『地球の歩き方 ペルー ボリビア エクアドル コロンビア』

■インカ帝国探検記改版 ある文化の滅亡の歴史 (中公文庫) [ 増田義郎 ]


最後に、恒例の本文で紹介しきれなかった写真を紹介して終わりたいと思います。
長々とお読みくださり、本当にありがとうございました!m(_ _)m

■イカへのトイレ休憩レストランにいた猫
P9083532


■フルトレーラー
P9083540


■イカで偶然出くわした葬列
P9083620


■ラパスの信号
P9093684


■出勤するボリビア人たち
P9103732


■至近距離からのサント・ドミンゴ教会@クスコ
P9113832


■ワンチャック市場で米袋を運ぶ人
P9113849


■道のプレート
P9113859


■マチュピチュ遺跡にいたリス?
P9124052


■投票の仕方ポスター
P9124074


■マチュピチュ山の山頂の端っこ
P9134134


■クスコの地ビール・クスケーニャ(王冠ですが、実はスクリューキャップになっていて手で簡単に回し開けられますw)
P9144211


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よろしければ、↓過去の旅行記も見ていってくださいませ 〜m(_ _)m

※2012年に行ったインド旅行記はこちら
※2016年に行ったスリランカ旅行記はこちら
※2016年に行った香港旅行記はこちら
※2017年に行った西安旅行記はこちら
※2018年に行った北京旅行記はこちら

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