今回の募集の採用は1名のみ。
たった1名、面接で絶対に抜かるわけにはイカン状況。
というわけで、前回転職時の面接と同様に、あらかじめ想定問答集を作りました。
企業研究については履歴書などに志望動機を書く段階で必要だったので、下記の項目については既に確認済でした。
・売上高
・会社の成長性
・経常利益
・企業理念
・代表のあいさつ
・資本金
・従業員数
これらの内容が薄すぎて志望動機を書きづらい場合は、さらに追加で下記の項目も確認しておくのがオススメです。
・創業者の設立の思い、会社のビジョン
・取引企業
・代表取締役の経歴
・企業文化、社風
・求められる人物像
・内定者の出身大学、出身会社
キョービのまともな会社なら、とりあえずHPを見ればだいたいの情報は確認できると思います。
で、想定問答では、以下の質問について考えました。
・あなたの経歴を説明してください(自己紹介)
・応募した理由(志望動機)を話してください
・あなたの長所と短所を話してください
・今までの経験を今回の仕事にどのように活かしますか
・前職はなぜ辞められたのですか(前向きな理由を事前に必ず準備!)
・退職後の空白期間(ブランク)は何をされていたのですか
・仕事をする上で、どのようなことを心がけてきましたか
・今までで一番困難だったことは何ですか。それをどう乗り越えましたか
・最後に何か質問はありますか
なお、頭の回転が速くトーク力のある方は、こんな事前準備などせずとも出たとこ勝負で全然イケるのでしょう。ホントうらやましい。。
面接3日前に、スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、靴などを確認して準備万端。余裕ぶっこいて前日の夜とかにチェックして、万が一スーツがカビてたりするwと一気に詰むので、事前チェックは早めの方が良いと思います。
トラックドライバーだったここ3年半ほどは作業着でしたが、その前は18年くらいスーツ&ネクタイだったので、やっぱり自分、スーツの方が着慣れてる感があります。
当日は、約束の時間の10分前くらいに会社の近くのコンビニ駐車場へ着き、5分前に受付。
面接相手は、45歳くらいな人事課長♂と間もなく定年っぽい人事部長♂の2名。
いわゆる新卒の面接みたいな「コンコンコン、失礼いたします!」みたいなステージは無く、課長さんに普通に応接室へ通され、「部長呼んで来ますんでちょっとお待ちください」で待機。で、部長が来て、課長の仕切りで面接スタート。
新卒面接のソレとは違い、雰囲気が何かゆるめ。
「それでは1分で経歴をお話しください。ではどうぞ!」
みたいな感じではなく、
「株六さん、履歴書拝見しましたけど、なかなかユニークな経歴ですね〜。はじめはソフトウェア会社、次もソフトウェア、で、まさかの運送会社?! なぜ? いったいどうしたどうした?」
「せっかく大型二種とったんでしょう? 二種ってやっぱり難しいんですか? で、どうしてバス会社じゃなくてウチの送迎なんですか~?」
などなど。
部長さんは特に質問するでもなく、「へ〜、なるほどね〜」とか「はっはっは、そういう感じ?」などとどーでもいい相槌多め。
でも、課長が「ちなみにソフトウェアはどんな物を作ってたんですか?」と私に聞き始めたら、急に部長が前のめりになり出して、
「得意な言語は?」
「辞める間際はC#ばっかでしたけど、本来はCプラとかスのCの方が好きだし実際得意ですね〜」
「ホントか! ウチのソフト屋さん、Cできる人が少なすぎて困ってんだよ、ホントに! ハード寄りな方はまだ居るんだけど、アプリ寄りなんてホント外注の言いなりでねえ」
「ブ、ブチョー、株六さんはドライバーで来てるんですよ!」
「いやー、だって、20年選手のプログラマって貴重じゃない?」
「じゃー、一応ドライバーで入りますけど、すぐにバスぶつけてソフト屋に転向しましょうか!」
(一同笑い)
結構な和気あいあい感で面接が進むも課長、
「えーと、前職は7月にやめられて、そこから半年以上、どうされてたんですか?」
「ブランク長いヤツって、だいたい根っこは怠け者だよなあ」と結構なボリュームで畳みかけて来るブチョー。(爆)
実際、怠け者ですが!( ̄▽ ̄)
失業中に旅行支援が再開されてお得に旅行ができる大チャンスだったのに、そんな時にわざわざ働くわけないっしょ!
などと本音を言えるわけもなく、
「辞めて最初の2か月は教習所へ通っていました。二種免許を取得してからはすぐに就職活動をしていましたが、まだまだコロナの影響が根強く残っており、バスドライバーの求人は未経験者ではかなりの狭き門で。。せっかく二種を取ったのだから貨物輸送に戻るのもちょっとなーと葛藤しているうちにここまで来てしまいました。でも、こうして御社に出会えたことを思うと、拙速に就職しなくて良かったという思いが強いです!!ニカッ☆」
などとうそぶくあたし。
送迎バス絡みの質問では、
「朝が早いけど大丈夫か?」
「プログラマ末期の2年間は通勤が片道2時間半、毎朝4時50分起きな生活でしたがまったく問題なしでした」
(実際は、半アル中気味で2週間に最低1日は飲み過ぎて起きられず休んでいたw)
ハロワ絡みの面接対策セミナーなどでもうるさく言われることですが、
「朝が早いけど大丈夫か?」
「大丈夫です」
などと根拠なく答えてもまったく意味ないんですよね。「なんで大丈夫だと思うの?」なんて聞き返されるのが問答としてそもそもダサイ。嘘でもいいからw、具体的なエピソードを付けて言わないと説得力ゼロですよね。
ただ、本当は明らかに出来ないことを「出来る!」と言い切っちゃうと、実際に働き出してから馬脚を現す羽目になって雇った方も雇われた方も悲惨な目に遭うシーンが多そう。。
ちょっと変化球な質問だなー、と思ったのは、
「株六さんは、ご近所さんからはどんな感じの評判ですか?」
ってやつ。
想定してませんでしたが、「パソコン絡みでは頼りになるけど、基本的に嫁の尻に敷かれっぱなしで情けないやつだ、とか言われてます。ははっ」などと軽くスルー。
そう言えば、運送屋の面接ではどこでも必ず聞かれた、
「前科やイレズミはありますか?」
って聞かれなかったなw
面接は1時間弱で終了。
最後には、ナント交通費を支給してくれました。
おー、何かこれだけでもいい会社感あるう〜w
面接の結果は、1週間以内に連絡するとのこと。
雰囲気も良かったし、特にやらかした自覚もないし、これはリーチイッパツ1戦1勝で就職活動終了~あるんジャマイカ??
くれぐれも祈るなよ、絶対に書面で祈るなよ!!
(つづく)
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