ゴールデンカムイ沼wにハマっている嫁の希望で北海道へ行って来ました。
11時に千歳空港着。
レンタカーは事前に予約しておき、空港からは送迎バス約10分で受付事務所へ。
レンタカー屋発は11時半過ぎ。
レンタカー屋を出て間もなく目に入ったラーメン屋でランチ。
■北海道らーめん奥原流 久楽 千歳店
https://www.ramen-kura.jp/
私はラーメン+半ごはん物なランチセット980円(味噌ラーメン+半チャーハンを選択)、嫁は期間限定?えびラーメン。
■えびラーメン
12時半前に店を出て、千歳ICから高速に乗って白老ICで降り、ウポポイへ。40分ちょっと。
■ウポポイ 民族共生象徴空間
https://ainu-upopoy.jp/
平日なので空いていて、第一駐車場も1/4程度しか使われておらず。
入館料は一人1200円。
まずは伝統芸能上演を観覧せにゃウソやろ〜、体験交流ホールへ。
↓こんな感じ
男性の一人がすごい美声で圧倒的な存在感。逆に、この人がもし辞めちゃったらウポポイどうなっちゃうのー?感ありw
鶴の舞などは、ゴールデンカムイでアシㇼパがやってたりしたので親しみがわきますね!
続いて、国立アイヌ民族博物館へ。
1階はおみやげ売場、2階は展示室なイメージ。
ゴールデンカムイを読んだ人なら、「おおー! これが矢じりの毒盛るところか!」とか、「うぉ、ストゥって結構ぶっといな…」とか色々感激があること間違いなしです! が、アイヌ文化にまったく興味なく丸腰で見に来る人にはヒグマの剥製以外はあんまり響かないかも。。
■国立アイヌ民族博物館の2階から
続いて伝統的コタンへ。
チセ(家屋)のうち、2軒は中に入れて屋内の様子を見ることができます。
屋内にはアイヌ役?な職員の人がいて、イナウ作りをしていたオジサンが気さくで面白かった。
「踊りは見た? 博物館も見た? そうか、両方見たなら、ラーメンで言えばもう麺とチャーシューは食べちまった感じだな!」
オジサンがなぜラーメンで例えていたのかは分かりませんが。。w
■コタンの風景
嫁は、工房にあったパンフレットでゴールデンカムイのARスタンプラリーを発見してテンション爆上がりでした。
アイヌ文化をがっつり見たい・体験したい方は、事前にタイムテーブルをしっかり研究してから行った方が見落としがなくて良いと思います。
■タイムテーブル
https://ainu-upopoy.jp/timetable/
3時間ほど滞在して、16時半にウポポイ発。登別温泉へ。
この日の宿は『第一滝本館』
第一滝本館は登別地獄谷のほぼ隣りで、気軽に散歩へ行ける距離。
目の前には泉源公園もある好立地。
ここは何と言っても大浴場がすごい。他のホテルで言う大浴場の浴槽が何個もある壮大なスケール感。そして、多様なお湯の種類(「硫黄泉」「酸性緑ばん泉」「重曹泉」「食塩泉」「芒硝泉」)。今まで温泉には結構入って来ましたが、スケールで言えば間違いなくナンバーワンのデカさです。露天風呂の脇には酒も含めドリンクを売る窓口があって、露天に浸かりながら飲めるという酒好きにはたまらないオプション付き(ドリンクは有料)。
…でも、浴槽のサイズとその個数、温泉の種類は圧倒的なんだけど、なんつーか、個別の湯ではエッヂが利いてないというか。。むちゃくちゃ硫黄臭がするわけでもないし、入った瞬間にツルスベが実感できるような強アルカリ湯でもないし、舐めると「すっぱ!」と思わず叫ぶほどの強酸性なわけでもないし。。
ま、でも、パッと見でとにかくデカいし1階には温水プールもあるしで、テンションがおかしくなっている少年が多数いましたw 子供連れには間違いなくウケると思います。
晩飯はバイキング(今風な言い方では、ビュッフェ?)
カニあり、専属シェフが焼く牛肉あり、多様な刺身ありで豪華でした。
私はひたすら、カニ、牛肉、中トロ、イクラ。せっかくのバイキングでポテトとかを食べちゃう人の気が知れないw
特に値上がり続きなイクラは今年1年分ここで食ったるわ!くらいの勢いで、イクラ増し増し丼にして2杯。ぐへへ。なんや、このオレンジ色に光るドンブリは。たまらんのお。グフッ。グフフ。俺の後ろに並んでいたおねーちゃんが「わー、スゴーイ! わたしもイクラ丼食べたーい!」とか言ってたので、
「この量、外で食ったら3千円じゃきかないよ? うわっはっは!」
と話しかけてみたら、「うわ、やだ、なんかハゲが話しかけてきた。キモッ!」と明らかにドン引きしてましたよ。うわっはっは!
デカい旅館にはありがちですが、ちょっと入り組んでいる所があるので方向音痴な方は気をつけてください。
旅館のほぼ隣りな登別地獄谷は、箱根の大涌谷風な景観でした。
湯気な感じとか硫黄の黄色をはじめとして多様な色彩がいよいよ不気味。。w
■登別地獄谷
翌日は登別クマ牧場へ。
■のぼりべつクマ牧場
https://bearpark.jp/
入園料金は大人一人2800円(4歳〜小6は半額)となかなかいいお値段ですが、牧場へ行くまでの往復ロープウェー代も込みなので、まあこんなものでは?
ヒグマ、めちゃくちゃデカいぞ!(特に剥製w)
ナントカ園にありがちな「おやつ」がここでも売られていて1袋100円。リンゴを切ったやつ or クマフード的なのが選べます。
おやつ慣れしている一部のヒグマは寝そべったまま待機してやがって何かかわいくないの〜w
腕をカモンカモン的に振って、
「ワイに放ってくれ! にいさん、はよせえ、ワイや、ワイにリンゴをホってくれ!!」
な個体もいました。
■投げたいなら投げればあ?
第一牧場の方はトンネル先の覗き小屋からヒグマを見られるようになっていますが、私たちが行った時にはあいにくお昼寝タイムだったようで、まったく相手にされず。。リンゴで釣ろうかと思ったけど筒からリンゴを押し出しても無反応で、ソッコーで飛んできたカラスに横取りされる始末。
■覗き小屋の上と横でお昼寝中
10時半から「クマ山ステージ」で餌探しショー。出遅れて後半部分しか見られなかったけど、隠してある餌を巧みに見つけ出す姿は一見の価値あり。
ヒグマ博物館の中に軽食を取れる所があり、味的にはビミョーなんだろうなぁと思いつつも、牧場経営に少しでも寄与したいという思いだけでここでランチすることにしましたw
■ランチ
クマの足あとカレー 900円
唐揚げプレート 1200円
カレーは色は黒いけど、普通に美味しいカレーでした。
唐揚げはザンギ風な方は良かったけど、そうでない方は冷食のそれw たぶん、タレが甘すぎ。
■ヒグマ博物館の屋上展望台からの風景
ヒグマ博物館のさらに先にはアイヌのコタン(ユーカラの里)が再現されています。でも、道が地べたなので、ぬかるんでいる時にお気に入りの靴を履いている人はテンション下がるかも?
アイヌ生活資料館はお休み中で見られず。(開いていれば、アイヌ衣装を着られるサービスもあるとか)
クマ牧場、ちょっと高いけどヒグマがうじゃうじゃいるので、登別に行ったらぜひお立ち寄りを~。
→小樽へ
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