咳をしても一人。年を越しても無職。
というわけで新年早々、島根&鳥取へ行って参りました。旅程は2泊3日。

1日目:埼玉発、羽田へ→島根(萩・石見空港)、海洋館アクアス見て、温泉津温泉泊
2日目:石見銀山、出雲泊
3日目:出雲大社、水木しげる記念館、米子空港→羽田、帰宅

福岡・長崎の時と同様、今回もじゃらんの航空券+宿泊代が込みになったANAじゃらんパック。
代金2万円引きなクーポンがなぜか配布されていたので、それを利用してめっちゃお得感アリでした。
どうせ2万円引きなら〜とちょっといいとこに泊まることにして、1泊&往復航空券で1人5万7千円ちょっと。

というわけで初日。
朝5時過ぎに家を出て始発に乗り、羽田空港着は7時半過ぎ。羽田へはいつも通りの京急で行きました。朝がちょっと早かったせいもあるのか特に混雑はせず、空港へ行く人は全員が座れる感じ。
飛行機は8:25発で羽田の駅着からの余裕時間は40分ちょっと。ま、預け荷物ないし40分あれば大丈夫ダローと思いつつも保安場がまさかの激混みだったらどーしょ? と思ってましたが特に渋滞なくすんなり通過。
飛行中は右側に富士山が見えると思って右側の席にしたのに、実際の飛行ルートは諏訪湖の南側を通る感じで富士山見えず。。

石見空港着は予定通りの10:10。あらかじめオリックスレンタカーを予約してあったので空港の受付カウンターへ。レンタカーも「じゃらん」から6千円引きなクーポンが配布されていたのでそれを利用し、米子空港に乗り捨て軽自動車プランで2万9千円弱。割り当て車はタントでした。タント、嫁車のN−BOXと比べると天井が一段高い気がする。ほほう、これがピラーレスっちゅーやつですか。初めて「アラウンドビューモニター」を体験したけど、いやーこれ、ズルくね?w これに頼ってバックしてたら、アラウンドビューモニターの無い車には乗れない身体になっちゃうんじゃあ?

早速、海洋館アクアスへ向け出発。
島根の道は、結構な交通量の交差点でも黄色の点滅信号多し。信号のない交差点も多く、脇道から大通りへ合流するのはなかなか大変そう。高速道路は無料区間多め。ところどころにバイパス的な道路があるんだけど、造りがものすごく行き当たりばったり感があって、ヘアピンカーブとかえげつないRのカーブ多めw

ランチはアクアスの手前にある、ググルの口コミが優秀な『めし処ぐっさん波子店』で食おうと思っていたのに、いざ行ってみたらまさかの臨時?休業でした。。ぶへえ! 年末年始フル稼働だったりしたのかしら。
仕方ないので石見海浜公園内にある、ググル評価ではビミョーそうな『レストラン異瑠香』へ。
店外から中をうかがうと、レジ横に店員のおねえさん達がズラーっと並んでこっちを見てるし! そんな風にガン見されてたら入れねえだろってw 異瑠香のちょっと先には丼物&ラーメン屋もあって様子だけ見に行ってみたけど、元々は別店舗だったはずが客入りの都合?で一緒になっている感じで異瑠香以上に期待できなさそう。。
仕方なく、ガン見されながら異瑠香へ入店。肉なメニューもあったけど、海近やしそら刺身やろ!と思ったものの刺身定食はまさかの土日祝の限定(この日は金曜日)。じゃー海鮮丼かあ? …でも、冬に食う海鮮丼って結構ビミョーじゃね? 飯が温かいと刺身がぬくまってもーて興ざめだし、だからって真冬に冷たい飯なんか食いたくないし。というわけで、『浜田の魚フライ定食(税込1320円)』を注文。嫁は『五地想定食』。
ググル口コミを妄信していたので全然期待していなかったけど、いやー、魚フライ定食、予想外に良かったっすよ!!
何の魚だったのか店員も言わんしこっちも聞かんしで謎の白身魚(浜田やし、いわゆるバトウ?)だったけど、衣はカリっと、白身はフワっとで揚げ方はかなり上手。赤いのはカマボコっぽいやつ、イカフライも一切れ居ました。
嫁の定食には刺身が少し付いていたので一切れもらったけど、おおーさすが海近やで!と思える良い刺身でした。

■浜田の魚フライ定食
1日目ランチ
ランチの後はアクアスへ。

■海洋館アクアス
https://aquas.or.jp/

前日の8時59分までにネットでイベント割チケットを買っておけば約2割引きでしたが、それに気がつくのが遅れて正規の1550円で入館。

アクアスはシロイルカのバブルリングなショーが特に有名で、13時〜の回を見学。観客は平日でしたが100人ちょっとはいました。
他には、イワシ、クラゲ、海底トンネルなどもイイ感じ。
アクシス
シロイルカの後は館内をぶらぶらして、14時からペンギンのお食事タイムを見て、14時半からアシカショーを見学。アシカショーでアシカとアザラシの違いは説明してくれたので分かりましたが、アシカとオットセイの違いは未だに謎ですw

アクアスからは海辺へ直通な歩道橋があり、海なし県生まれ・育ち&海なし県在住な身としては「ここで海岸行かな、嘘やろ〜!」というわけで、そこを通って海辺へ。
砂浜の直前に「注射器などが流れ着く可能性があるので裸足で歩かないように!」的な掲示を発見。砂浜のペットボトルなゴミにはほぼハングルが書かれていたりして、なるほどなるほどゴミのほとんどはかの国らから漂着しているわけね。
砂浜自体はサラサラ砂でゴミを無視すればなかなか美しい浜でした。波の音に癒されるわ〜。
砂浜
15時半にアクアス発。
途中、『道の駅サンピコごうつ』に寄ったりして、本日の宿泊場所の『温泉津温泉(ゆのつおんせん、と読みます)』へは16時半に到着。アルコールを軽く仕入れておくかと、温泉街のスーパー『マルシェ ゆのつ市場』と『スーパーおがわ』を物色。ゆのつ市場の方が品数は揃っていました。スーパーおがわは、レジ横で店員のおばちゃん二人がダベっていて田舎スーパーなアットホーム感が満載w

この日の宿は『のがわや旅館』
館内は3つの風呂があり、それぞれ予約制で50分間&追加料金なし。チェックインは各部屋で行い、その際に風呂の予約&晩飯、朝飯の時間を決めるシステム。どの風呂も完全家族風呂として使えるので、小さい子供連れなファミリーにウケそう。

晩飯の時間まで1時間半くらいあったので、外湯の『元湯 良薬湯』と『薬師湯』へ行ってみました。
まずは良薬湯から。450円。

■元湯 良薬湯
湯治の湯
扉付ロッカーには傘立てによくある簡易的なカギは付いていますが、ロレックスなどはして行かない方が良いでしょうw 洗い場はいわゆる昔からある外湯のそれで、流しに蛇口が3つあるだけでシャワーなし。
先客はオジイが3人、中年オジサン1人、若者1人な感じでした。湯舟は「あつ湯」「ぬる湯」「ビギナー向け」の3種類があります。とりあえずかけ湯をしようとそこらの洗面器を手に取ったら「にいちゃん、それ俺のだから。こっち使って」とオジイから早速の指導1w
まずはビギナー向け浴槽に。ビギナー向けいうだけあって、普通の温泉な温度で安心してつかれます。40度くらい? 5分くらいでぬる湯へ移動。ぬぬぬ、結構熱いぞ。42とか43度くらいか? でも、入れないこともない。3分くらいつかって、いよいよあつ湯へ。水温計をちらっと見たら、48度w おいおい、48て種なしになる温度ちゃうんか?
そろ〜っと入って試しに膝下まで。「おやおや? こんなもん? これ、実はいけるんちゃうんか?」と思って太ももあたりまで入ろうとしたら、強烈な熱さがスネのあたりにビリビリ来ました。
「あっつ!! あっつ!!」
叫びながら飛び上がる株六。隣りのぬる湯に居たオジサンにあつ湯のしぶきがかかってオジサンも大騒ぎ。そんな俺らを指さして笑うオジイら。完全にドリフや(爆)
俺の後に若者があつ湯にチャレンジしようとして手をチャプチャプするも、
「あ、ボク、もう手ェだけで大丈夫で〜す」
とか言ってるしw しばらくして一人のオジイがあつ湯へ。ジジイが俊敏に飛び上がったらオモロイなと思って見ていたら、オジイ、全然普通に入ってるし!( ̄□ ̄;)
続いて別のオジイもゴーツージあつ湯。
「あれえ? 今日はちょっとぬるくねえかい?」
とか言ってるしw

二人とも、もう死にかかっていて感覚がなくなっているとしか思えん!!(爆)

オジイら、結局3分くらいつかっていました。強すぎる。近い将来、風呂から上がったつもりが気づいたら三途の川のむこう岸から上がってたよ! とかになっても知らんぞw

20分弱で良薬湯から出て、続いて薬師湯へ。500円。
薬師湯
薬師湯は洗い場にシャワーがあるのでちょっと便利ですが、湯船は1つしかなく、それも普通に入れる温度なので特に面白さはなし。3階まで昇ると街並みの眺めが楽しめるのでのぼせた時に涼むと良さそう。
時間的に余裕があるなら両方入っても良いと思うけど、どちらか1つにしか入らないつもりなら、あつ湯や地元オジイらが面白い『元湯 良薬湯』の方が断然オススメです。
温泉成分がめちゃくちゃ濃いようで、旅館に戻る頃には手肌が分かりやすくつるつるすべすべ。こりゃすごい。

旅館に戻ってすぐに晩飯。部屋食なので周りを気にすることなく、テレビを見ながら食えたりしていいすね。
島根いうたらやっぱりノドグロやろ〜! というわけで、ノドグロ煮つけなオプションを付けました。
ノドグロ
ノドグロ、うめー!
写真を撮ってませんが、出雲そばも美味かったです。

晩飯後は館内のお風呂・岩風呂へ。
温泉な浴槽と水道水な浴槽あり。もともとは共同の大浴場仕様なので旅館の風呂にしては広めでした。
温泉は舐めてみると鉄分多めで、まるで血を舐めているかと思うくらいの濃さ。こりゃーすごいね。
お湯自体は外湯とほぼ同じだと思うので、あつ湯や地元の人との交流に特に興味がないなら旅館内のお風呂で完結するのも全然アリだと思います。

帰り飛行機の好ポジション座席を確保するために0時過ぎまで待機して、座席指定を完了してから0時半頃に就寝。

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