第2段階学科・応急救護:2022年9月25日(日)

今回は、第2段階学科の応急救護です。
これは6時限連続でやる学科で、私の通っている教習所では月に1回しか開催されず、もしもコロナになったりして参加できなければ、次回の開催は1ヶ月先。つまり、もしここでコロナになって不参加だったりしたら、次回開催の10月23日まで何もできず。そこで応急救護を受けて、ほぼ1ヶ月ぶりくらいの乗車がマンマ卒検という最悪のスケジュールになるって寸法(爆)。
コロナにならず無事受けられて良かったw

学科開始は11時から。指導員は初めて見る40代くらいのオジサン。参加者は私を含めて7名、すべて♂。一人だけ30代ぽかったけど、他は40代50代、一人だけ60代?な感じ。免許的には6名大型二種、1名普通二種。
オジサン2人×2組は知り合いみたいで、始まる前から談笑していました。指導員とマンツーマンはマンツーマンでアレですが、お仲間がいる中で一人ポツンといるのもちょっとアレですな。。ま、もうアラフィフのオッサンなので、ポツンと居るのもどーでもいいっちゃどーでもいいけどw

最初の2時限はいわゆる大部屋で座学。指導員がテキストで大事なところを解説し、後半はDVDを観る感じ。
2時限目のDVDは内容が結構強烈で、内臓がハミ出してるテイの人が出てきて「ワー!ワー!何か出ちゃってる〜俺はもうダメだ〜」と力なくボヤいている中、ナレーターは「清潔なビニールなどで飛び出した内臓を覆いましょう。タオルをドーナツ状にしてビニールを押さえます」とか冷静に言うし、「諦めるんじゃない! すぐに救急車が来る! 気持ちを強く持て!」とか励まし続ける救護者。いやいや、こんなの、俺にできるわけないやん感でいっぱい(爆)。内臓飛び出してる人を目の当たりにして「ええっと、タオルは確かドーナツ状にして押さえるだったっけな」とか冷静に対処できるわけないやんけ。。出来てもせいぜい「ホルモン出てもーてる!」と叫ぶくらいやろ。

2限終わって昼休みが1時間。
で、14時から18時まで4限連続で実技。
いわゆる被救護者な例の模型を相手に一人ずつ救護手順を確認し、実践。

■例の模型
無題
胸骨圧迫(昔で言う心臓マッサージ。マッサージというと筋肉の緊張をほぐすイメージでふさわしくないとかで、キョービは心臓マッサージとは言わんそうです)の実践はありましたが、人工呼吸はコロナの絡みで指導員が見本を見せるだけで終わりで各自の実践はなし。人工呼吸って何かコッパズカシイwのでコロナ様様、ラッキー感あり(爆)。
それにしても、要救護者の発見から意識有無の確認、協力者を呼んで指示、呼吸観察、胸骨圧迫の手順が改めて学べてとても勉強になりました。
協力者を呼んで誰か来てくれた時に「あなたは救急車を呼んでください。あなたはAEDを持ってきてください」と来てくれた人にそれぞれ指示を出すんだけど、あがり症の某オジサンが、
「あなたはLEDを持ってきてください!」
「ええ?! LED?? なになに、灯り必要なの?!」
とお仲間のオジサンが即座にツッこんでいて一同爆笑でした。

その後はAEDの使い方を学び、AEDを持ってきてくれたオジサンに胸骨圧迫の代理を依頼しつつAEDの準備をして電気ショックをするまでの実践。成人模型でやった後は、乳児の模型(ホントにほぼゼロ歳児サイズ)で一連の流れを再び練習。乳児の意識確認は、肩を叩くんじゃなくて足裏を叩いて確認するんだそうな。
他には、喉に何か詰まった時の吐き出させ方とか、人の移動の仕方、三角巾の使い方などなど。

指導員が合間合間で小話をしてくれるんだけど、その中で衝撃度高めだったのは、
「高齢の人に胸骨圧迫していると、骨粗しょう症とかも関係あるのかなあ、結構ボキボキ折れるらしいんだよね。押してて急にフニャっとなったら、あ、折れたなって思ってね」
「AEDを使おうとした時に、もしも胸毛がめちゃくちゃ濃かったらどうするか? AEDには必ず予備のパッドがあって、しかもそのパッドはすごい粘着力なんですね。なので、一枚目を思っきり貼っつけてから剥がすと、それでだいたいの胸毛は抜けますので安心して2枚目を貼っつけてください」

もしも倒れているのが女性だったら? ホントに服を脱がすの? 代替策は何かある? というセンシティブな話題もちゃんと議論し合って大変に良い勉強になりました。いやホントに!w

これで、教習項目はすべて修了。
帰り際に卒検の申し込みをして来ました。

にしても、卒検でのバス停の路端停止、大丈夫かな~。
怖いわあ。

これだと検定はアカンでっでっでっでっ……

あ゛う゛ぉぉぉぉぉ。

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