朝6時15分に埼玉の自宅発。電車で羽田へ。飛行機は10時発、鹿児島12時着。
飛行機を使う旅行の時にいつも少し不安に思うのは、
「無事、羽田にたどり着けるだろうか? そして、飛行機は飛ぶのだろうか?」
ということ。電車は代替路線のきかないところで止まるとほぼアウトやし。梅雨や台風シーズンだったりすると天気によっては飛ばないこともあり得るので、1週間前からの天気予報を見る気合いが違ったりしますね。幸い今回は何事もなく、鹿児島へはほぼ予定通りの11時50分頃着。

鹿児島空港からはシャトルバスに乗って鹿児島市内へ移動(天文館で下車)、50分くらい。『多聞』なる焼肉屋でランチと瓶ビール。

■多聞
http://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46000565/

鹿児島から屋久島へは高速船で移動。フェリーもあるんですが、高速船だと1時間半ちょいなところをフェリーだと4時間弱、しかも便数が少ないので使い勝手悪し。

旅程の都合で、高速船での行きは鹿児島→屋久島、帰りは屋久島→指宿にしたんですが、種子島にも寄る「周遊」チケットがあったので、周遊を選択。大人一人22470円。

多聞から高速船乗り場までは、お金をケチって徒歩で移動w 20分ちょい。

■高速船トッピー・ロケット
https://www.tykousoku.jp/

この高速船、鹿児島の某オジサンによるとボーイング社製で海面から浮いて時速90キロで移動するんだそうな。
「船なのに90キロ! 海に高速道路があると思ってもらえれば分かりやすいよね」
言うてたけど、何の分かりやすさナンダローw

船は悪天候に加え、当日にたまたま地震があったりすると津波情報が出たりして欠航する可能性があります。ま、こればっかりは運に任せるしかないですね。この日は何事もなく無事出航しました。船は何となく時間に厳しくないイメージが私はありますが、この高速船は新幹線ばりに定刻キッチリに出航するので、そこらへんを甘く見て乗り遅れる人とかいそう。

船内は特に面白いことなし。乗り心地は船というよりは特急列車みたいな感じ。特に船酔いすることもなく、ほぼ時間通りの18時15分に屋久島・安房(アンボウ)港に到着。

■来たぜ屋久島!
anbo
宿は宮之浦にとってあったのでバスで移動予定だったんですが、バス停で同じように待っていたカップルを捕まえてタクシーで相乗りしようぜ〜!という話に。が、いざタクシー呼んだらカップル逃げやがるし(爆)。(ちなみにこのカップル、同じ宿でしたw)

宿は民宿(普通の一軒家の離れみたいなとこw)に素泊まり、1泊3000円。
縄文杉へ行くには、最低でも登山靴・雨カッパ・リュックサックは必須。宿で知り合いの業者を紹介してもらい、靴とカッパのレンタルで2000円。地場の業者だと回転率が悪くて恐ろしく古い靴だったらどうするう?な不安はありましたが、予想と違って綺麗な登山靴で安心でした。
翌日の朝飯&昼飯の弁当も宿で手配、1000円。弁当は専門の業者さんがいて朝の3時半に宿へ配達してくれるそうな。そして、縄文杉までのガイド費用が1万ちょい(これは埼玉にいる間に手配済)。ガイドさんが宿⇔バス乗り場まで送迎してくれるのでありがたい。

にしても、縄文杉トレッキング絡みで色んなビジネスがあるんですなぁ。
翌日は朝4時に宿を出発なので屋久島の芋焼酎『三岳』の深酒は止め、22時に大人しく寝ました。

で、翌日。
3時20分起床。いやー、焼酎は寝覚めがスッキリしててイイネ!w
4時前にガイドS氏(50代なオジサン)が迎えに来てくれました。弁当もちゃんと届けられていて、準備万端、いざ縄文杉へ向けてシュッパーーツ!
と思ったら、私たちの他に栃木から来たという20代なおねーさんNさんと所沢(ち、近ぇw)から来たというキャリアウーマン風な30代のおねーさんWさんが合流。というわけで、本日のパーティーはガイドS氏、私、嫁、Nさん、Wさんの計5人。

車では登山口までは行けないそうで屋久杉自然館に車を停め、バスで荒川登山口へ移動(バス代往復2400円(協力金込)。チケットは乗り場で買えます)。

■屋久島山岳部保全利用協議会
http://yakushima-tozan.com/bus/

バスを待っている間に朝食を摂り、バスで40分弱移動して荒川登山口に着いたのは5時50分過ぎ。

携帯トイレを持って来ていないので、トレッキング中の野グソは絶対に避けるべく、開始前にしっかりブッコイて準備万端!w

というわけで、トレッキングすたーと!!

■歩き始めのトロッコ道
startMichi
こうやって線路を歩いていると、気分は酔っ払って終電を乗り過ごし線路を歩いて帰るオッサン(違法)、いやスタンドバイミー。枕木の端の方はコケがあって超滑るので危険。ご注意ください。

ところどころ橋があって、そこから見える河川敷の石の巨大さに圧倒されます。ホントこんなデカイ石、今まで見たことねーぜ級の石がゴロゴロ。

■ある橋からの風景(ここに写っている石はまだ全然小さい方)
hashi
ガイドS氏は、持ちネタ(?)として、
「ほらほら、あそこに角(ツノ)のある動物がいるよ」とか「ほら、見えるかい? ダチョウとマンモスだ!」とか、どうでもいいガイドwを色々してくれました。

■角のある動物
tsuno
■ダチョウとマンモスだ!
manmo
最初は皆、珍しがって「へ〜!」などと歓声をあげてましたが、あまりに何度も続くので、私なんか4回目くらいの「ほら、あそこに宇宙人がいるよう」あたりでもうお腹一杯w

「ほら、見て! 小鹿だ!」

もーオヤジ、マヂうっせーーーーーよ!! と思ったら、ホントに小鹿でしたw

■ホントに小鹿
kojika
トロッコ道は、途中から板張りになって格段に歩きやすくなります。

■トロッコ道・板張り
ita
途中、パラパラと小雨が降ったりしつつも天候は概ね曇り。陽が差すと格段に暑くなるので曇っている方が快適です。

トロッコ道を約8キロ3時間弱歩いて、トイレ小屋に到着したのが8時半過ぎ。

■トイレ小屋
toilet
山の中のトイレ小屋経験なんてほとんど無いけど、かなり綺麗な方なのではないでしょーか。

■大株歩道入口の掲示板
keiji
ガイドS氏、

「はい、ここからがやっと登山です。今までは板の上を歩いて来ただけ。いい準備運動だったよね」

登山とは言ってもそれなりに板張り階段が随所に整備されていて、オール地べた歩きではないので、私のようなトレッキング初心者でも充分歩いて行けるレベル。

余談ですが、ガイドS氏によれば、道の脇に流れている小川の水は普通に飲める模様。でも、
「今年は上流で割と鹿が死んでるから、私は湧いている所から直接汲める水しか汲まない」
だそうな。私も飲んでみたところ、ええ感じの軟水でおいしい。ウイスキー持ってくれば良かったな〜w

30分弱歩いて、ウィルソン株に到着。

■ウィルソン株の中から見えるハート
wil
こりゃ、映えるわ!(´▽`*)

ウィルソン株はいわゆる切り株が残っているだけなんですが、もともとの杉は大坂城を建てる時に豊臣秀吉へ献上されたんだそうな。記録にも「薩摩藩から巨木が献上された」と残っているとか。そんな昔に、どうやってこの大木を伐ったのか、そしてそれをどうやって大阪まで持って行ったのか、などと考えると感慨深かったっす。

10時前に休憩がてらの昼飯。
ガイドS氏がリュックサックからコダマの人形を取り出して、おねーさん登山者らの心をがっちりワシ掴み。その手口、なんかエロいわーw

■コダマのいる風景
kodama
昼飯食べてからは、ひたすら登り続け。
ガイドS氏は最長で9日間だったか12日間だったか連続で毎日縄文杉を往復したことがあるそうな。そんなわけで、ゼイゼイな私たちに比べ、足取りも軽やかで飄々としてました。

そして歩き続けること1時間弱の11時10分過ぎ、キターーー、つつつついに目の前に縄文杉がぁぁ!!

■縄文杉の看板w
jomon
※縄文杉本体はネットにいい写真がいっぱいあるので、そちらを見てください(笑)。

ガイドS氏によれば、昔は縄文杉の前まで行けて木にも直接触れることが出来たそうな。でも、皮を剥がす不届き者がいたり、観光客が激増したせいもあり、デッキからしか見られなくなったそうです。

15分ほど滞在して、下山開始。帰り道はまったく同じルート。
息が上がらない、という意味では下りの方が楽ですが、足への衝撃は下りの方が全然きついので、膝とか足裏とかがかなりキいて参ります。

ガイドS氏、

「ほら、見てえ! サルがいるよう」

こ、コノヤロー、下りでもまだ言うか!!

と思ったら、ホントに猿でしたw

■ホントに猿
saru
時々休み休み下りながら、登山口の小屋に戻ってきたのは16時半杉…違う、16時半過ぎ。
いやー、長かった。本 当 に 長かった!

朝6時前に出発したから、往復で約10時間ちょい、生涯でこんなに長い時間歩いたことないかも?

シャトルバスで屋久杉自然館に戻って来たのは17時半杉…違う、17時半過ぎ。

ガイドS氏以外、皆疲れ切っていて口数少なし。そりゃそうだw

それぞれの宿まで送ってもらって無事解散。

 * * *

屋久島の港に着いて乗ったタクシーの運ちゃん(70代くらいなおじいちゃん)に、縄文杉へ行ったことがあるか聞いたら、

「一度だけありますよ。ていうか、一度行けばもういいやな感じ」

と言ってましたが、今ならそれ、分かる!w

縄文杉を見にいく方、なるべく歩ける若いうちに行っときましょう!(´▽`*)

---
【おまけ】

屋久島以外に鹿児島旅行でインパクトのあったところ・モノ。

■古宮址
kogu
何気にぷらっと寄ったんですが、圧倒的なパワースポット感がハンパなくて良かったっす。
車で行くと駐車場代が500円かかりますが、そんなんケチったらアカン!(笑)

■黒酢情報館
kurozu
壺のある風景が圧巻!
「なるほどね、そういう製法ならこの価格でも納得や!」
と、頭がぼーっとしてきておみやげに結構なお金を使いがちなので要注意w

■イケダパン
ikeda
「ほぼヤマ○キのパクりやんけ」みたいなパンが多かったけど、中には、
「なにい! これだけ鶏の唐揚げ挟んでて、きゅ、90円だとお!!」
みたいなコスト面で謎なパンも多く、今後の活躍に期待大w

いつも「拍手」をしてくださる方、ありがとうございます。
「拍手」をいただけると更新する励みになります。(´▽`*)





赤い風船 国内