ドライバーズワーク【トラック】

第1段階3回目4回目:2018年6月21日(木)


というわけで、3回目。
指導員は、大型の時にも同乗したことのある30代後半ぽい♂のタメ口I氏。

「前回、どこまでやった?」

と今日もいきなりタメ口でのスタートw
S字を何度かやった後はひたすら方向変換でした、と答えたら、
「じゃ、とりあえず、方向変換やってもらおうか。どの程度分かってるか見てみたいし」
と方向変換コースへ。

で、一応、虎の巻通りにやったつもりが、最初の角度が浅かったようで、凹部分にはかなり左寄りで入る感じ。
で、トラクタとトレーラーをまっすぐにしようと思ったら、

あー、もーいーや。なるほど、こんな感じか。なるほどね。
…ちょ、もっかいやってみてくれる?」

と言われ、外周を回って再トライ。今度はそれなりに凹部分にも入って、まあまあな感じで入りました。で、I氏、

「1回目と2回目、自分で何が違ってたか、ちゃんと分かってる?」
「一応、運転席から左の後輪が見えたあたりでハンドルを右に2回転切って…」
「それだよ、それ。「見えたあたり」というテキトーさが、駐車位置のテキトーさにそのまま出てるわけ。けん引のバックはめちゃくちゃ繊細なんだよ、だから「もう絶対にココ!」ってところでハンドル切らねえとさー
「は、はぁ。。」
「というわけで、門外不出の俺の方向変換必勝法を教えるから」

というわけで教えてもらいました(笑)。

まずは、ハンドルを左へ半回転(最初の折れ角を作る)な状態から、右へ2回転する(折れ角の角度を維持したまま下がるため)タイミング。文字では非常に表現しづらいんだけど、右のサイドミラーから見える、
・トレーラーの左後輪の前部
・トラクタの右後輪の泥除け?
・地面
で構成される三角形の大きさが特定のサイズになったら、そこ。(笑)
で、ハンドルを右に2回転し、そのままバックしていって、トレーラーの右端が5本目のポールまで来たらそこでハンドルを右に全部切る。それでバックしていくとあら不思議、ほぼ凹部の真ん中にぴったり入る。
いや、ホント、この必勝法すげえ。
この通りにやれば絶対にベストポジションで入る。「三角形の大きさ」というのが微妙と言えば微妙だけど、なぜかミラーに映っているものは目視よりも客観的に「正しいか正しくないか?」を判断できるような気がします。

■↓この三角形の大きさを基準に判断する
tri


凹部にほぼ真っすぐ入ったら、あとは後退していくわけですが、ハンドルを回していなくてもトレーラーは必ずどちらかに折れ始めるので、それをコマメに修正しながらバック。I氏が言うには、
修正バックの時は、ハンドルを切ってない状態にして12時の位置を左手で握る。そうすればどっちにどれだけ切ってるか一発で分かるだろ?」

おお、なるほど!

相変わらず、すげえタメ口だけど、アドバイスが的確で実に役立つわあ!

で、トラクタとトレーラーがまっすぐになったところで停止し、完了報告。でも、私の場合は毎回どちらかに微妙に曲がっていました。。
「ま、まだ3回目だからな。こんなもんだろうな。とりあえず、駐車位置は良くなったから今回はこれでOK」

というわけで無事にハンコゲット。
「トラクタとトレーラーのまっすぐは、何を基準に見ればいいのか?」
と質問してみたら、
「飽くまで俺はだけどね、右窓から顔出した時に後部座席の窓の下に黒い出っ張ってる部品あるだろ? その部品が横長なのを利用して、その線とトレーラーの線が真っすぐかを見比べてまっすぐなら実際にまっすぐ!」

↓黒い出っ張ってる部品w(実際に見るのは運転席側の部品)
parts


↓下図の2本の赤線がまっすぐに見えればトラクタ&トレーラーもまっすぐ!
sen


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続いて4回目。
指導員は大型の時に第2段階みきわめを担当してくれた50代?なTさん♂。
乗って、シート位置調整してシートベルトしてエンジンかけようとしたら、
「バックミラー調整した? あと、ドアロックも。普段からやってないと、検定の時も絶対忘れるよ?

た、確かに。。

「で、ブレーキとクラッチ踏んで、ギアをニュートラルにしてからエンジンをかける。エンジンがかかったら「準備できました」と申告するのが正しい手順ね」

Tさんも、
「じゃ、ちょっと方向変換やってみて」
と方向変換からスタート。

フフフ、俺はもうタメ口Iさんから必勝法を伝授されているのだ!
ふははは!!

というわけで、凹部のほぼ真ん中に入れて、
「終わりました!」
と宣言したら、

「うーん? 駐車位置はいいんだけど、ちょっと右に折れてない?

ぐは!
そんなはずわない! 黒い出っ張ってる部品とトレーラーは一直線なはずや! と目をこらしてよーーーく見たら、うーむ、た、確かに気持ち右に折れている。。でも、ホント、気持ちっすよ、ホントに気持ち右なだけっすよ!

「ちょっと車の外に出て」

と指導員T氏。
私があからさまに不満そうな顔をしたので、「おい、ちょっと表でろや!」ってこと??(笑)

おっかなびっくり降りたら、トラクタの前に呼び出され、トラクタの端から後方を二人で確認。

「ほら、トレーラーの左側は奥の角が見えないよね? 逆にトレーラーの右側は奥の角も見えるしその間の面の部分も見えてる。つまり右に折れてるでしょ?」

気持ち右かと思ってたけど、こんな風に見るとはっきり折れているのか丸分かり。。

「株六さん、窓から顔を出しての目視だけだったけど、左のミラーからの風景も参考に調整した方が良い」

黒い出っ張ってる部品判別法、初心者なうちは左ミラーでの確認もした方が良さそう。。

方向変換を2回やった後は、卒検のコース(全2コース)を1回ずつ。
今日は、S字が意外に難しく、最初の左カーブでトレーラー後輪が5cmくらいのところをギリ。S字へ右折進入する時に、トレーラーの右後輪をS字入口に接輪しそうなくらいギリギリまで寄せて入ったのに。。左にハンドル切るのが早いのかな? それか、右前輪を路端へもっと攻めないとアカン気がする。。


総評は「トラクタとトレーラーを真っすぐにする精度をもっと上げるように。あとは、曲がる時のラインが大型っぽいので、小回りできることを生かして後輪をもっと路端に沿わせてけん引っぽく曲がるように」

4回目も無事にハンコゲット〜。

個人的には、方向変換よりもS字に気をつけていきたい感じ。。

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