第1段階1回目2回目:2018年6月20日(水)




※私のプロフィールについては、「大型免許取得体験記」をご参照ください。
大型免許取得体験記


合宿免許も考えましたが場所的に遠く、交通費を考えるとそんなに安くねえな、というわけで、3月に大型を取った地場の教習所へ申し込んだのが6月7日。けん引は車両が1台しかないため申し込み後少し待たされ、20日の今日がようやく初教習〜♪

ちなみに、教習初日までは、下記のシミュレーターサイトで特にバックの練習をしていました(笑)。

■2D自動車シミュレーター
https://framesynthesis.jp/drivingsimulator/2d/

↑のサイト、本当に良くできているので、けん引に興味のある方はぜひ1度は遊んでみてください。けん引の奥深さwを実感できると思います。
このブログでちょくちょく出てくるけん引車両の画像は、このシミュレータのキャプチャを使っています。


果たして指導員は誰だ?! と配車チケットに注目したら、ZIGGYな頭のSさん♂でした。ラ、ラッキー!
「おー、株六さん、お帰り〜w ウチのコースのことはまだ覚えてると思うんで、もういきなり運転席乗っちゃって!」
と、本来は指導員運転席で始まるはず?が、いきなり運転席でOKでした。何かちょっとホームに帰って来た感じw
けん引の車両は後部座席自体はあるけどドアがないので、車止めなどは運転席のシートを倒して放り込みます。
けん引車両のギアは大型とちょっと違っていて、

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┏╋N┫
R246


で、基本セコ発進は大型と一緒。
まずは外周へ。発進したと思ったら、アクセルのつもりがブレーキを踏んでいていきなりエンスト(爆)。

なにこの高齢者みたいなミス。
だ、大丈夫か、俺。。

エアブレーキの感触が懐かしい〜。最初のブレーキこそ、思わず踏み過ぎてガツンと止まってしまいましたが、すぐに踏み加減を思い出して2度目以降はスムーズに止まれました。

けん引車両、大型よりも小回りが利くので、外周の右回りは大型だったらセンターラインを踏んで曲がるカーブも、ぎりぎり踏まずに曲がれます。トレーラーを連れ回している感があり、「く」の字に折れ曲がってる時のサイドミラーの風景が新鮮。前進している分には大型よりも楽かも?

で、S字へ。私の行っている教習所のS字は中型車両用のポールの無いS字で、右折で入って、左カーブ→右カーブ。大型の経験があれば進入自体は特に問題ないと思います。敢えて問題があるとすれば、ポールが無い点? 大型のS字はポールがあり、まぁ人それぞれだろうけど、ポールとサイドミラーの位置関係を手掛かりに曲がっていた人にはポール無しS字はちょっと辛いかも? ま、でも、大型持ってるならさすがに大丈夫かw

S字抜けたところでSさん、
けん引は大型と違って路端停止もないし、隘路もないし、坂道も停止せずに通過するだけだから、実質課題らしい課題はS字と方向変換だけ。というわけで、方向変換へ行こう!」

おっとーー。さすがに1回目は前進だけで終わると思ってたのにー。

というわけで、方向変換コースへ。
けん引の方向変換にももちろん虎の巻がありますw
「道路右端から50センチくらい開け、3番目の線が見えなくなる辺りで車を停めて、ハンドルを左に半回転してバック。トレーラーの左後輪が運転席から見えて来たら、ハンドルを右に2回転〜」
みたいなやつw

初回は、「トレーラーの左後輪が見えて来たら」の位置でいったん停止して、指導員と下車して実際に車両の位置を確認。で、方向変換な凹部分に入れ、トラクターとトレーラーがまっすぐになったところで、再び下車して二人で確認。

初回はハンドルを切るのが遅すぎてかなり左寄りに駐車。でも、けん引の場合は凹部分には真っすぐ入らなくてもOKで、とにかくトラクターとトレーラーが一直線になっていればいいんだそうな。

例えば、下図みたいに、凹部分には斜めに入っていても、トラクタ&トレーラーが真っすぐに入っていればOK。

naname


「凹部分に対しても真っすぐに! なんてとこまで求めたら、規定の時間で終われる人なんてまずいないよ!

と力説するSさん。

この時限は、後はひたすら方向変換の練習。トータル4回くらい。虎の巻通りにやっていれば、とりあえず凹部分には(斜めになりながらも)入りますが、最後のトラクタ&トレーラーをまっすぐにするための微調整が激ムズ。どうやっても、どっちかにちょっと「く」になっちゃうんだよなぁ。

2回目も引き続きSさん指導員で練習。
2回目の前半は、3回ほど方向変換。凹には入る、でも、トラクタ&トレーラーがイマイチ真っすぐにならねえ。。トレーラーが右に曲がり(いわゆる「<」)始めたらハンドルをちょっと右に、トレーラーが左に曲がり(いわゆる「>」)始めたらハンドルを左にちょっと回して直す。でも、真っすぐ下がっていてもトレーラーは必ずどちらかに折れ始めるので、それにいち早く気づいてハンドルを微調整しながらバック。でも、どうしても微妙に真っすぐにならない。。

「ま、まだ2回目だからそんなもんだ!」

とSさん。
で、2回目の後半は、もう卒検のコースを練習w

「大型と比べると全然簡単だろう? 方向変換以外は」

た、確かに(笑)

縦列もないし、方向変換は右バック決め打ち(この教習所には左バックの方向変換はない)、そして何より「後方感覚50cm」がないのがデカイw


総評は、
「とにかくけん引はひたすらバックの練習だと思ってて。前進してる分には小回り利くから、大型よりも運転楽だったでしょ? S字も今日の感じで問題ないから」

というわけで、無事ハンコげっとー。

大型の時は車両のサイズに慣れず序盤はかなりヘロヘロでしたが、大型に慣れているとけん引は特に抵抗なく普通に乗れると思います。

…はい、バック以外は!(笑)

↓イメージトレーニングにはトレーラーのラジコンが最適ですね♪