■5日目(5/3)

6時過ぎ起床。

●朝のホテル
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7時から朝飯。
昨日までは辛い料理も好奇心に任せて喜んで食っていたんですが、この日くらいから辛い物を食べたいという気持ちはあるものの、胃が明らかに拒否反応を示していて、大人し目な料理しか食えなくなりつつありました。辛い物はもー無理な感じ。ちゅーか、日本での朝飯はほぼ納豆+生卵、そしてミソ汁なので、ここ数日朝飯が急に変わって身体がついて来れずギブアップしてる感じ。ギブ・ミー・ミソスープ!

8時にホテル発。途中でH夫妻を拾い、紅茶の産地ヌワラエリヤへ。

●途中の道路標識
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2時間半ほど車で移動して、Blue Field Tea Gardenに到着。ここのトイレにはチップくれジジイが居ますが、ガイドさんが一蹴w
まずは紅茶工場へ。

●工場外観
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●工場内
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紅茶も緑茶も(ウーロン茶も)基本となるお茶の葉は同じなんだそうな。発酵のさせ加減によって紅茶になったり緑茶になったりするんだそうな。
工場を一通り見学した後は、レストランで紅茶の試飲。

●試飲紅茶
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BOPといういわゆる普通な等級の紅茶だったらしいんですが、一口飲んで、

「う、うわぁ。。ティーバッグの2回目に淹れた紅茶やん。。」

というのが率直な感想(笑)。香りもないし、味も薄いし「な、なじゃこりゃあああ??」な残念感ありあり。普段から紅茶を良く飲むというH夫妻も同様の感想でした。いやー、試飲で美味かったら絶対買うはずの観光客にこの紅茶はないんじゃない? 何かモッタイネー。
売店では最上級品のゴールデン・ティップスが何グラムだったのか覚えていませんが、4000ルピーで売られていました。箱のサイズから言えば100gくらいなのかなぁ? 中国人や欧米な観光客もたくさんいて、彼らはバンバン買ってましたよ。
紅茶工場を出た後は、近くの茶畑で茶摘み体験。茶摘みなオバサンにチップとして100ルピーを渡して一緒に摘むんですが、それを見ていた茶摘み畑のマネージャー?のオッサンがやってきて、オバサンからチップの100ルピー取り上げようとしてブチ切れてるし(笑)。
ガイドさんが言うには、オバサン達の茶摘み日当は500ルピーくらいらしい。なので、チップを許してしまうと茶摘みよりもチップ集めに夢中になって茶摘み効率が下がるから、な説明をしていました。


茶摘み後はキャンディへ戻り。ガイドさんにお願いして、キャンディー市街で1時間ほどショッピングフリータイムを設けてもらいました。
スリランカの代表的な酒アラック(ココナッツから作った酒を蒸溜したもの)をどうしても買いたくて。ガイドさんに酒売り場を聞いたら、ゲートを入って右に行くとある、とのこと。が、教えてもらったゲートを入ってみても、右には何もなさそう。。デパートっぽい建物にも入って探してみたけど見つからず。Mが店員さんに聞いてみたら、やっぱり「ゲートを通って右にある店に売ってる」とのこと。うーん、だけど見つかんねーー。
酒は諦めて、ローカルな店をぶらぶら。ちょっと怪しい小路があったりもして、でも地元の中学生っぽい少女も歩いていくからたぶん大丈夫だろうと突入。道が狭いだけで、別にヤバイ物は売ってませんでしたw
私だけ集合時間の10分前に集合場所へ戻り。ガイドさんが、
「アラックは買えましたか?」
と聞いてきたので、「探したけど店を見つけられなかった」と答えたら、

「えー! じゃ、一緒に買いに行きましょう!」

とガイドさん。いやーガイドさんのこの行動力、いいわあ!(笑)
ガイドさんに付いていったら、ゲートを通って100mくらい歩いた先の突き当りに店がありました。売り場の窓は鉄格子でガッチガチに囲まれていて、

「こ、これ、売ってるの、ホントに酒なんすよね?」

と聞きたくなるくらいの厳重さ。店先に酒メニューがあるわけじゃないので、例えこの店を自力で発見できてたとしても、欲しかった酒を買うことはほぼ不可能だったな。もし、自力で買いに行かれる方は、アラック名くらいは事前に調べておいた方がいいと思います。
買いに来ているオヤジ達を見ていると、なーんかみんなアル中っぽいw。酒受け取ったらその場で開けてグビグビ飲み始めるオヤジ多数(笑)。

●買ったアラック
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Mはスリランカらしい象な柄のペラペラズボンとワンピを安く買えてご満悦な様子。

買い物後はホテルへ。スリランカ泊の最終日であります。
この日のバイキングはベジタリアンメニューしかないとのことで、別皿で肉料理(チキン、豚、魚のケバブ風)を持ってきてもらいました。
流しの4人組が徘徊wしていて、他の日本人グループなテーブルでは「上を向いて歩こう」を歌っていました。しばらくしてこっちのテーブルにも来たので、Mがスペイン歌をリクエスト。もう1曲何か歌ってくれましたが、歌われている間なーんか気まずくて。俺だけ?w 無視して食い続けるのもちょっとなあ、でも真面目に聞くほど知ってる曲じゃないしなあ、のせめぎ合い(笑)。曲終了後チップを渡すわけでもなく、テキトーに拍手していたら、
「ユー、俺たちのCD、良かったら買わない?」
みたいな営業があったけど、普通にノーサンキューしましたw

食後はバーへ繰り出し、やはりドライマティーニを注文。が、ここもオリーブ無しでした。スリランカではオリーブはメジャーじゃないのかしら。
せっかく海外だし、スリランカのタバコでも吸ってみるかー?
「ようし、パパ、禁煙してるけどタバコ吸っちゃうぞう!」
とゴールデン・リーフなるタバコを注文。750ルピー。一箱12本入りでした(ダース、ってこと?)。メーカーはジョン・プレーヤー。パッケージの「ユー、タバコ吸ってるこうなるで!」的な口内癌?な写真がかなりグロかった(写真撮り忘れた)。タール12mg、ニコチン1.2mgなタバコ(日本のタバコで言えば割と強め)でしたが数字ほどのキツさはなし。でも、なんちゅーか、葉の香りが薄すぎて正直私には旨くなかったっす。禁煙してた分、煙の美味さが美化されてた?w
タバコよりマッチの方に興味をひかれました。マッチの軸が木じゃなくてプラスチック的な材料なんです。日本のマッチってほぼ木軸なのでちょっと新鮮さがありました。しかも、値段は5ルピー!(日本円で4円)

●マッチ
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寝る前にベランダでタバコ吸いながら、

「もう明日帰国かー。でも、胃的には、やっと明日帰国かー」

久しぶりにタバコ吸ったせいか、この日はあまり眠れませんでしたw

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