■3日目(5/1)

6時に起床して6時半から朝食。この日は、スリランカ観光のメインとも言えるシーギリアロックに登る日。ガイドさんの話では早めに動いた方がいい(出遅れると暑い&日曜日なので混む)ということで、7時10分くらいにホテル発。 シーギリアロックへの駐車場には10分ほどで7時半前に到着。既に結構な数の観光客がいました。外国人も多いけど、スリランカ人も多め。半々くらいか?

●登るぜ、シーギリアロック  
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大石のゲートをくぐって階段を登ります。階段はちゃんと整備されていて、日本で言えば神社の石段的。ちゃんと手すりもあり。  
まずはシーギリアレディの壁画を見に、らせん階段を昇ります。らせん階段にはカピカピになった猿?の糞と思われるものがいたるところにあって、
「ってーことは、皆に踏まれて粉状になったフンの中を私達は登っているってことね?」
とM。
「………。」

●シーギリアレディへのらせん階段
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シーギリアレディの壁画は写真撮影NGなんですが、なぜかフラッシュ光ったりしてるし。。
シーギリアレディの壁画を見た後はらせん階段を下りてミラーウォールを通り、ライオンの足へ。たぶん、10分もかからず。駐車場を出てからライオンの足までの所要時間は約1時間(途中、何か所かで止まってガイド受けたりしたので正味の登り時間ではなし)。 ライオンの足からシーギリアロックてっぺんまでは階段を昇って10分ちょっと。ライオンの足までの道は日陰だったんですが、ライオンの足からはほぼ日向なので体感でかなり暑い&階段が戸板と手すりのみ&かなり急な階段ありで高所恐怖症の人は結構キツいと思います(そういう私も高所恐怖症ですwが何とか昇れました)。

●ライオンの足からの階段
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てっぺんは意外と広かった! 眺めが良いのは言わずもがな。


●てっぺんの風景・その1
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●てっぺんの風景・その2
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●駐車場からの通路を見下ろした風景
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てっぺんにもなぜか犬がいて、でも彼はタマ●ンを怪我していました。彼にいったい何が!? ヤクザの女に手を出したとか?(違うか)

●怪我していた彼
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下りるのは昇りと違ってスーイスイ。登ってくる人達へ「グーテンモルゲン!」「オラ!」「ぼんじゅーる!」「ナマステー」などとテキトーに声かけしてみましたが、割と当たっていたっぽい(妄想)。 帰り道にはコブラの岩なんかがあります。

●コブラの岩
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駐車場の手前に物売りがいて、ペラペラのズボンの柄がちょっといいなと思って見ていたら声をかけてきました。「はうまっち?」と聞いてみたら、

ジャスト、2800ルピー」

ええっ! こんなペラっペラな布地でえ!? 当然観光客価格でした。それに、何が「ジャスト」なんだ!!(笑)
「そーいくすぺんしぶ!!」
と吐き捨てて歩きだしたら「じゃー2000ルピーでいい」などと言ってましたがもーガン無視。(後でローカルな小売店に行ったらジャスト500ルピーで売ってるしw)

駐車場まで戻ってきて、シーギリア博物館へ移動。この博物館は日本の援助で建てられたとかで、展示の仕方なども日本の博物館風に洗練されてる感じ。展示物の中では、シーギリアロックの王宮の復元図なビデオがなかなか見ごたえあり。黄金のイヤリングも良かったです。やっぱりゴールドはええ!

10時半前にいったんホテルへ戻り、11時半まで休憩。ロック登りが暑くてやっぱり汗だくズブ濡れ状態だったのでシャワーを浴び、ルームサービスでビールを発注。いやー、スリランカにいる間で、この時に飲んだビールが一番美味かった!!やっぱり汗かいた後のビールは最高すね。

11時半に集合して、今度はポロンナルワへ向け出発。途中、道端に野生の象がいました。

●野生の象
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「あなたたち、ホントにラッキーですね!!」
と、私たちよりもなぜかガイドさんの方が興奮してましたw

ポロンナルワへは予定より少し早い13時頃着。時間に余裕があったので、予定にあったガル・ヴィハーラ、ランティラカの他にクワドラングルもオマケで寄ってくれました。

●ランティラカ (脱帽&靴脱ぎ)
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●クワドラングルのワタダーゲに佇む弥勒菩薩
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クワドラングルには小学生な遠足?団体がいて、「アーユーボワン」などと言いながら彼らに手を振ってみると、皆ほぼ漏れなく笑顔で手を振り返してくれました。中には、
「おいおい、あのゲージン、あーゆーぼわんとか言っちゃってるよ〜、嘘でしょ?」
みたいな子もいたけどw。スリランカの子供たちはホントに人なつっこくてかわいいっす。
陽射しは相変わらず強烈でしたが、脱帽&靴脱ぎな場所はそんなに広範囲ではないので、日傘を使える箇所が多くアヌラーダプラよりはマシでした。

時間に余裕があったので、ガイドさんにお願いして途中で地元のショッピングモールみたいなところに立ち寄り。Mは雑貨屋を見つけて、ペラペラなズボンを買って喜んでました。

●立ち寄ったショッピングモール
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●Mが絶賛していた雑貨屋
P5012085

ホテルへ帰る途中で、道端のココナッツ屋に立ち寄り、ガイドさんにココナッツとトウモロコシをおごってもらいました。 ココナッツ、店のおばちゃんがナタでバッサバッサ手際よく切って飲み口を作ってくれ、そこにストローを差してチューチューします。
ココナッツ水、例えれば何だろう? ほんのりした甘さと言い、その風味といい、スイカのしぼり汁に近い。飲み干した後のココナッツをおばちゃんに渡すと、ナタで2つに割ってココナッツの外皮に切り込みを入れてヘラを作って渡してくれます。ココナッツの内側のゼリー状な部分をそのヘラで掬って食え、と。ゼリー状な部分はまんまスイカ汁ゼリーw
トウモロコシは鍋で煮られていて、渡す前に洗面器っぽい器に入った水(塩水?)をかけて渡してくれるんだけど、その水が何だかとても不潔そうに見えて食うのに少し勇気がいりました(笑)。まーでも、H夫妻も食ってるし、俺たちだけ食わないのものなぁ? と極めて日本人的な理由wで食べてみたところ、かなりネットリしたコーンでした。日本のモロコシってめちゃくちゃジューシーだったんだ! を気づかせくれるネットリさで、油断してると口の水分が持ってかれそうなほど。ポップコーン用に向いてるのかも?
にしても、ココナッツ4つ&モロコシ3本なのに、ガイドさんは100ルピー札(80円弱)を出してお釣りもらってました。い、いったいいくらだったんだーー!!

昨日と同じホテル泊。 ホテルへ入る道の手前に何軒か小さなお店があったので、ガイドさんに行ってみてもいいか聞いてみたところ、

「ダメではないですが。。でも、毒ヘビ出るよ!!

えええ( ̄□ ̄;)!!

「毒ヘビ出るよ!!」の圧倒的な説得力(笑)。 帰国してからも、Mとの会話で行きたくない場所に誘われた時などに「行きたくないわけじゃないけど、あそこ、毒ヘビ出るからパス」などと使っていますw

この日のホテルは中国人の団体さんが大挙押し寄せており。しかもエリートじゃない層の方達らしく、バイキングは無法地帯のどえらいことになっていました(詳細は略w)。大声で話すのはまぁしゃーないとしても、普通に人を突き飛ばすのやめてほしいわw もし、南武線だったら怒鳴り合いになってるっちゅーねん(謎)。

この日もバーへ行って、クソ暑いのにアイリッシュ・コーヒーなぞを頼んでみましたが、ザラメ入れたグラスをライターで炙る&炎でアルコール分を適度に飛ばすなどの演出もちゃんとしていて、なかなか美味かったっす。

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